「ハンドルカクカク」が『リコール』にならないのはなぜ?
CX-60「XD-HYBRID Exclusive Sports」を購入しましてレビューを継続しております。
これまでのレビューはこちらからご覧下さい。
https://www.oyazi.site/archive/category/CX-60
先日は、「ハンドルカクカク」問題でギアボックスを交換したCX-60に対し、新たに「スプリング交換」という対応がされることになった…ということをご紹介しました。
私のCX-60は「12/24」に対処していただく予定です。
さて、以前から本ブログでは言及しているのですが、今回の「ハンドルカクカク」は命にかかわる重大事案だと捉えています。
だって、ある程度の速度になるとカクカクが顕著に目立ち始め、思い通りのハンドル操作が出来なくなるのですから…。
高速道路はもちろんですが、国道の路面の荒れたトンネル内などでは恐怖を感じることもありました。私であれば秋田県から岩手県に抜ける際に通った「仙岩トンネル」が最も手に汗握った瞬間でした。狭く、長く、暗いトンネルにハンドルカクカク。
致命的です。
私は、
「当然これはリコールになるべきだ!」
と以前から考えています。
なぜリコールにならないのか?
この問題に対する答えになりそうな動画を見つけました。
一筋縄では行かない事情があるのかもしません。
原因が明確にならない…の怖さ
この動画は、YouTubeの「60_TV CX-60 不具合、改善情報共有チャンネル」さんが公開しているものです。
これまで、ハンドルカクカクの原因として考えられているのが、
・ハンドル部品を供給するサプライヤー側の問題
・プログラム上の問題
なのだそうですが、これが未だに明確になっていない…ということのようです。
また、動画内では、
「マツダとサプライヤー側でもめている」
ということを販売元からえた情報として共有しています。
サプライヤー側の問題であれば、先日の「デンソー」の問題のように、当然賠償という事案となるかもしれません。
しかし、マツダのプログラムに関しても、これまで幾度となくリプロが繰り返されている通りに信頼性は薄いものがあります。
原因がはっきりすれば明確な対応も出来るのでしょうが、そこに至っていないために部品を交換しても再度…ということになっているのです。
また、リコールをかけたくても、原因がはっきりしないことにはリコール申請そのものができない…という最悪の事態になっているようです。
何れにせよ、出来るだけ早く原因を解明することがユーザーの安全につながります。
来年の早いうちに一気に「リコール」となってくれることを願うばかりです。