「WF-1000XM5」はLE Audio対応で5月8日に登場か?
以前にも「WF-1000XM5」の登場が近い…という記事を書きましたが、いよいよ来るのかもしれません。
FCC認証、Bluetooth認証を通過していたWF-1000XM5ですので、これまでの実績から言うと「5月登場」が有力…とされてきましたが、ここに来て「5月8日」という具体的な日にちが出てきました。
「LE Audio対応」も有力視されています。
いよいよ新たな歴史が動き出しそうです!
「LE Audio」VS「LDAC」が気になる
記事によると、
ソニーが現地時間2023年5月8日午前9時(日本時間では5月9日午前1時)に音楽関連製品のイベントを開催し、WF-1000XM5を発表する可能性があるとThe Walkman Blogが伝えている
ということです。
現行機種の「WF-1000XM4」は、登場当初はダントツの音質を誇っていましたが、現在はより高解像度のワイヤレスイヤホンが登場しています。
私の一推しはAVIOT「TE-J1」で今も変わらず。2万円という今となってはそれほど高価ではない価格で最高の音を提供してくれるイヤホンだと考えています。
ただ、「WF-1000XM4」はやや音が丸いものの空間の表現力はさすがであり、高解像度の音が聴き疲れする…というときには私も敢えてこちらを選択することもありますので、まだまだ現役として使用している次第。
これがM5となったときに、音質面でどのような変化があるのか…という部分が最大の注目ポイントです。
そして、それ以上に気になるのが、新世代コーデック「LE Audio」ですね。
この「LE Audio」に関しては本ブログでも再三取り上げてきました。
これまでの規準コーデックであった「SBC」の高ビットレートの音質をより低いビットレート数で実現するのが「LE Audio(LC3)」の強みです。
となると、既存のコーデックの音質との「対決」が気になります。具体的にはSONYの「LDAC」に対抗できるようなものになるのかどうか?
上の図でいうどのあたりに位置することになるのでしょうね?
また、「LC3」の上位互換のコーデックが生まれるのか?…ということも気になる部分。
いずれにせよ、新世代コーデックの登場で、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの新たな可能性が生まれることになりそうです。