噂の「30インチiMac」はM3 Pro/Maxが登載?
先日、ガーマン氏が「30インチiMac」が開発初期にある…という予想を発表したことをお伝えしました。
「開発初期段階」という位置づけで、その詳細に関する情報は無かったのですが、この度、その部分に突っ込んだ記事を見かけました。
「M3 Pro/Max」となる?
これでは「iMac Pro」とは呼ばれない…
記事によると、
Appleが開発中と噂の30インチiMacについてWccftechが、12コアCPUと18コアGPUのM3 Proを搭載するとの予想を伝えた
ということです。
最も注目していた搭載チップですが、この記事では「M3 Pro」という紹介です。
ということは、当然「M2 Max」の選択も可能になることが予想されます。
う〜む、これ、これまで噂に上っていた「iMac Pro」よりは若干マイルドなモデルになりそう。「Pro」が付くと、どうしても以前のIntel iMacであればXeon登載のモデルが思い浮かびます。現在のApple Siliconであれば、「Ultra」相当のチップが登載されるような超ハイスペック機か?…という予想もありましたが、「M3 Pro/Max」であれば以前のノーマルiMac27インチと同等の位置付けと考えてよさそうです。
ハイスペックではあるが、MacBook Proと同等…といったところですね。
miniLEDディスプレイ… 無いでしょう
さて、記事内では、「miniLED + ProMotion」の可能性にも言及しています。
ただ、それは無いと考えます。
だって、搭載チップが「M3 Pro/Max」です。ハイパフォーマンス機ではありますが、「最高性能」ではありません。そのグレードの機種に、未だ専用ディスプレイでも出ていない仕様が組み入れられることはありえないでしょう。
更に、「miniLED + ProMotion」となると価格が非常に高額になることは明らかです。チップ性能に対してあまりに価格が高くなることは、Apple内の機種バランスが大きく崩れることになるでしょう。
「miniLED + ProMotion」が来るとすれば、これも噂されている「Pro Display XDR」の後継機あたりになるのでは?
そして…。
そもそも論として考えなければならないのが、
「本当に27インチiMacの後継機は登場するのか?」
という点です。
以前はデスクトップMacの中心であったiMacのハイパフォーマンス機。個人的には現在のようなディスプレイと切り離された純粋なデスクトップ機が充実してくれた方が嬉しいですが、「一体型」のよさを懐かしむ方もいらっしゃるはずです。
さて、AppleはiMacの未来をどのように考えているのでしょうか?