iMacの行方は?
「何か出る…」と言われて出てきたのがApple Pencil。しかもUSB-C対応のみが売りの機能劣化版…。非常に微妙な新製品でした。
一部で噂になっていた「M3搭載iMac」は来ませんでした。というか、M3全般が来ませんでしたので、これは本格的に「2024年まで待ち」のようですね。
まあ、M3については致し方ありません。
しかし、M2さえ載っていないiMacの処遇はどうなるのでしょうか?
Intel Mac時代はMacのデスクトップ機と言えば、高性能チップを搭載した「27インチiMac」が主役でした。現在はその高性能版iMacがディスコン状態である上に、普及版の24インチの更新も滞ってる…というていたらくです。
そんな中…。
今後のiMacに関する情報が来ています。本当に高性能iMacは再登場するのでしょうか?
M3「24インチ」は2024年、「miniLED32インチ」は2025年の噂
記事によると、
Appleは2024年に新型24インチiMacを発表、2025年にミニLEDバックライト搭載ディスプレイ(以下、ミニLEDディスプレイ)を採用する32インチiMacを発表するとの予想を、TF International Securitiesのアナリスト、ミンチー・クオ氏が伝えた
ということです。
最近、クオ氏の名前をよく見るようになりましたね。
さて、M3搭載と思われる24インチのiMacに関しては、大方の予想通り「2024年」ということです。それも早い内に来るでしょう。
通常であれば「2024年3月」と見るのが妥当ですが、今年1月に「M2 Pro/Max」が投下されたことを考えると、1〜2月の新型発表も十分にあり得ると考えます。Appleとすれば、本来であれば、2023年中に出したいくらいでしょうから…。
そして、俄然気になるのが「27インチ」後継機となる高スペックモデルです。
クオ氏は「32インチ」、しかもminiLED搭載の新型を予想しています。登場時期は「2025年」とか…。
当然搭載されるチップは「M3 Pro/Max」となるでしょう。
2025年にはMacBook Proへの「M3 Pro/Max」搭載も予想されますが、これまでの傾向からすると、iMac版は「遅れて登場」ということになるのでは?
MacBook Proの登場時期に左右されますが、「2025年6月(WWDCに併せて)〜年末」というあたりではないでしょうか?
ただ…。
本当にAppleは27インチ後継機を発表する期があるのか?…というところが大きな問題となります。
高スペックを求めるユーザーには「Mac Studio」という新たな選択肢が登場しているため、果たして「iMacが売れるか?」という疑問は残ります。
しかも、クオ氏の予想では「miniLEDディスプレイ」搭載ということで、価格も結構なものになりそう…。必ずしも青天井の価格に対応するユーザーだけがiMacを狙っているわけではありませんので、ここは考えどころですね。
また、「Studio Display」もminiLEDに対応していないのに、iMacが…となると、一種の逆転現象が起こることも気になります。
もし32インチが登場するのであれば、Studio Displayのアップデートが求めれるかもしれません。
さて、どうなるでしょう。
Macの行方を考える意味でも、非常に重要な案件となりそうです。