「iPhoneSE Plus」「iPhone SE(第3世代)」レンダリング画像が一気に!
昨年のコロナ禍におけるiPhoneの業績をある意味で支えたのは,iPhoneSE(第2世代)なのではないでしょうか?
中国での生産がおぼつかなくなる中,発売の遅れを最小限にとどめ,新型iPhoneSEを誕生させたApple。そのコスパのよさが受け,従来であれば最もiPhoneの販売が落ち込むであろう時期の台所事情を支えました。
そして,割と早く,この「SE」に関しては,2つの噂が立っていました。
それは,
・iPhoneSEの新型は,2021年は登場しない
・「iPhoneSE Plus」なる画面拡大バージョンが2021年春に登場する
というものです。
そして…。
ここに来て急激に新型SEの周囲がざわついています。
本当に「Plus」の登場が間近なの?
「登場時期」と「認証方式」が問題だ!
ほぼ同時に,「第3世代SE」と「Plus」のレンダリング画像付き情報が飛び出しているんですよね…。
記事によると,
・ホームボタンを廃止した廉価版のフルスクリーンiPhone,「iPhone SE Plus」とも噂されるモデルについて報じてきたSvetapple.skが,最新の情報や予想をもとにしたiPhone SE(第3世代)のレンダリング画像を作成し、公開した
・Gizchinaが,iPhone SE Plusは6.1インチ液晶ディスプレイと,光学式手ブレ補正機構を採用した1,200万画素カメラを搭載して,2021年下半期(7月〜12月)に発表されると報じています。
ということです。
まずもって「iPhoneSE(第3世代)」。
・5.4インチOLED
・電源ボタンTouch ID
・MagSafe対応
・ベゼルレス,パンチホールフロントカメラ
・A14Bionic
・5Gに対応せず
ディスプレイサイズが「5.4インチ」に拡大し,ベゼルレスデザインになることは大変好ましい改訂です。認証方式は「電源ボタンTouch ID」ということですが,このタイプの情報に関しては,「Plus」に関して1年ほど前から出回っていたものです。
今後は,「フラッグシップ機はディスプレイ下埋込み型Touch ID+Face ID」,「廉価版は電源ボタンTouch ID」という区分けを行ってくるかもしれませんね。
一方,「Gizchina」情報の「Plus」に関してはこちら…。
・ディスプレイサイズは「6.1インチ」
・A14 or A13
・電源ボタンTouch ID?
画像を見ると,ベゼルレスになりそうですが,説明文には「ホームボタン式Touch ID」という記述が…?
間違いでしょうね。画像,そしてこれまでの情報を加味すると,当然「電源ボタンTouch ID」と考えるのが妥当でしょう。
また,ディスプレイサイズが「6.1インチ」だとすると,フラッグシップiPhoneで言えば「スタンダード」なサイズということになります。これまでの「Plus」とは違ったコンセプトの機種になりそうです。
さて,発売時期が問題ですね。
「Plus」の搭載チップが「A14 or A13」となっていることから考えると,やはりこちらの方が先にリリースされることになるのでしょうか?
「Plus」の発表時期に関しては様々な情報が錯綜していますが,早ければ「3月」という説も有力です。だとすれば,現行の「SE(第2世代)」との絡みもあり,当然A14を搭載することははばかれるでしょう。今年の早めに「A13」を搭載して発表し,2022年の改訂でA14に上げるのであれば,機種構成上の辻褄が合うのかもしれません。
「iPhone12 mini」との絡みも気になる…
さて,個人的に非常に気になるのは,今回の「SE」の画面サイズ等のスペックが,現行iPhone12 miniのそれと非常に似通っていることです。
もちろん,5G対応やカメラ性能など,そもそも絶対的に適わない部分も多いわけですが,サイズ感等の最も意識する部分で「寄せてきた」ということが,
「将来的にminiをディスコンとし,コンパクトiPhoneの需要については,廉価版のSEで補う」
という方向に進む前触れなのではないか…と考えてしまうのです。
折しも,「mini」の不人気が報じられたばかり。
う〜ん,今年の購入候補だったminiでしたが,さすがに先行きが暗い機種を購入するのは考えてしまうな〜!