iPhone15シリーズ 売れるか? 売れないか?
毎年新型iPhoneが発売される前に、
「先代のiPhoneよりも売れるかどうか?」
ということが話題になります。
当然、話題となる新機能を搭載するようなビッグチェンジを伴うようであれば売上増が予想されるでしょうし、変更が小規模であれば否定的な意見が出るかもしれません。
また、昨今のスマホ市場の停滞も大きな要因となります。
本ブログでもお知らせしてきたとおり、iPhone以外のAndroidスマホは売上が大きく落ち込んでいるのが現状で、売上をキープしているiPhoneがそもそも異例…と言えるような状況にもなって来ています。
さて、iPhone15シリーズに関するこれまで噂では、当初「強気」な予想が多かったような印象です。
それが次第に弱含んで来ている…というのが正直なところですね。
そんな中…。
最新の予想記事が来ています。やはり減少?
新チップ、新レンズはどの程度貢献するのか?
記事によると、
iPhone15シリーズの2023年下半期(7月〜12月)の出荷台数は、昨年同時期のiPhone14シリーズの出荷台数を下回ると、DigiTimes Researchが伝えた
ということです。
DigiTimes Researchがその理由として挙げているのが、
①スマホ史上の低迷
②本体価格の上昇
ですね。
現状、スマホの中で唯一気を吐いている状態のiPhoneですが、DigiTimes Researchの味方が正しいのであれば、そろそろiPhoneの需要にも陰が迫ってくる…ということになるのでしょうか?
ただ、iPhone15 Proには新開発3nmプロセスルールで製造された「A17 Bionic」が搭載されます。また、iPhone15 Pro Max(Ultra?)には高額の高倍率撮影を可能にする「ペリスコープレンズ」が搭載されることも話題になっています。
この2つは相当に「強い」ですよね。
この他にも、「最薄ベゼル」「バッテリーもちの大幅向上」と、使い勝手の大きな向上も期待されており、個人的には「ここ最近で最も欲しいiPhone」と考えているくらいです。
新型iPhoneの魅力が勝つか、スマホ需要の低迷が勝つか…。さて、どっち?
②に関しては、ユーザーがどのような評価を下すのかが非常に微妙ですね。
これまでのiPhone事情を考えると、「多少価格が上がっても売上にはそれほど影響しない」ということになりそうですが、すでに極限と思われるほどに高価になっているiPhoneの価格を考えると、これに100〜200ドルアップとなると、精神的にもブレーキがかかる可能性は否定できません。
ただ、Appleとしては安価な「15/15 Plus」よりも「15 Pro/15Pro Max(Ultra)」を販売の主軸に据えようとしているようで、ユーザー意識との乖離も見られるように感じています。
それでもAppleユーザーは受け入れるのか?
それとも、さすがにここいらへんで青天井式に「NO」を突きつけるのか?
高額なiPhoneを主軸にすることで、「販売台数を減らしても利益は確保する…」という考え方かも知れませんが、それにしてもiPhone人気のバロメーターとして、販売台数は非常重要な要素だと考えます。
やはり初期の動きが重要です。
予約開始日のOnline Shopの動向に注目したいところですね。