MacBook Pro、「M3 Pro／Max」が先、「M3」が後はあり得るか？
10月31日に開催されることが決定したAppleのイベント、「Scary Fast（速いもの見たさ）」。2024年内には来ないのでは…という噂が流れつつあった「M3」の登場が確実視されています。
そして、先日の疑似でも書きましたが、
「M3 Pro／Maxの登場さえも予想される」
という部分に驚かされます。
これまでの先日の記事では、
「これまでのAppleのチップロードマップを考えると、このタイミングでM3 Pro／Maxの登場はないのでは…？」
と書きました。
普通に考えれば、「3nmプロセスルール」で製造されるM3チップの登場でさえ十分に価値のあることですし、恐らくは「Scary Fast」に違わないものにはなるでしょう。
しかし、それでもM3 Pro／Maxの噂が消えないわけです。
さて、その噂の裏側にはどんな意味があるのでしょうか？
実現したら、よっぽどAppleはあせっていることに…
記事によると、
Apple関連の情報で定評のあるアナリストのMing-Chi Kuo氏が、10月30日のイベントの焦点はM3チップを搭載した「MacBook Pro」になるだろうと予想している
ということです。
先日までは「2023年中の新型Macの登場はない…」としていたクオ氏ですが、一瞬で手の平返しですね。
クオ氏の「X」に内容では、
「M2系の訴えが足りずに売上が足りず、回復も見込めないため、一気に売れ線であるMacBook Pro14／16インチ用のM3 Pro／Maxを発表するのでは」
ということです。
他の情報も加味すると、「M3搭載24インチiMac」と「M3 Pro／Max搭載MacBook Pro」の同時発表が濃厚となるでしょうか？
何せ、「M3搭載MacBook Airの準備は2024年まで整わない」という情報が結構上がっていますので…。
MacBook Airよりも先にMacBook Proの世代が更新される…。
はっきり言って異常事態です。
Mチップをベースに、徐々に性能を上げたチップを投入していく…というAppleのこれまでの戦略からは大きく外れることになり、ユーザー側も困惑するレベルの事態…。
本当に14／16インチのMacBook Proは来るのでしょうか？
もし本当にクオ氏の予想通りになるのだとすれば、これまでの慣習を捨ててまで「主力」の投入を早めた…ということになりますね。
Appleは、当座の売上増を取ったということ…。
Appleの焦り、半端ないものとして映りますが、さて、登場するMacは何になることやら…。
