LEICA Q3対抗、RX1後継機は登場するのか?
LEICA Q3の導入後、「超ハイスペックコンデジ」の楽しさにハマっています。
これまでの記事は以下をご参照ください
https://www.oyazi.site/archive/category/LEICAQ3
この分野、LEICA Q3の登場までは見向きもしなかった分野です。
Canon R5にRFのLレンズを何本も引き連れて…という、今考えると相当無理をした運用をしておりました。もちろん、無理なく運用できればそれに越したことはないのですが、当然写りのいいレンズは大きく重い…。それでも、「単玉で撮りたい」「ズームも必要」等々、欲望にまみれるうちに、正直何が正解か分からないようになっていたことも事実です。
結局は、カメラを持ち出すのに瞬発力が必要…という本末転倒とも言える状況に片足を突っ込みかけていました。
そこに現れたLEICA Q3。
28㎜限定であり、AF性能もCanon機には劣ります。しかし、6000万画素、SUMMILUX1.7、新Maestroエンジン、大きく美麗なEVF、ローパスフィルターレス等の超絶スチル機スペックが満載。出てくる「LEICAカラー」もCanon機にはない独特のものです。
これらが「コンデジ」とも言えるコンパクトな筐体に埋め込まれている…という大いなる矛盾に一気に魅了されました。余計なものを捨てる形で得るものがある…。しかも、「写り」という部分では全くの妥協無しにです。
もちろん万能機ではありませんが、「スナップ」という用途が私にはピッタリとはまり、いつでも持ち出したくなる存在に変わりました。
恐らくは、一般の人にとっては「スマホ」が代用される分野なのでしょう。何気ない風景を思いつくまま撮る…。
しかし、カメラにある程度こだわるのであれば、それをなるべく綺麗に撮影したい…と考えてしまうもの。
そこに「コンデジ型ハイスペック機」の大いなる存在理由があります。
そして、そんなニッチであるはずのLEICA Q3が、「ロケットのように売れている…」という記事も見かけました。
ライカQ3はロケットのような勢いで売れている - デジカメinfo
確かに、スマホ全盛の今だからこそ、並の性能ではないハイスペックなレンズ一体型のカメラが人気になるのも頷けるような気がしています。
しかし…。
見渡すと、LEICA Q3しかないのです。まともなレンズ一体型ハイスペックコンデジ。GRⅢはスペック的にLEICA Q3のライバルにはなり得ないかと…。
そんな中…。
SONYが動くかもしれません。
RX1後継機は登場するのか?
ソニーがプロカメラマンにRX1後継機に関するアンケート調査を実施
記事によると、
SonyAlphaRumorsに、ソニーがフルサイズコンパクトに関するアンケート調査を行ったという記事が掲載されている
ということです。
これ、完全にLEICA Q3の圧倒的な人気ぶりに触発されていますよね?
見渡すと、CanonやNikonにこのようなニッチな分野の製品を作り出す余裕があるとは思えません。やるとすればSONYだけでしょう。しかもRX1という財産がありますので。
ただ、RX1RIIは7年以上前に登場した機種ですので、すべてに渡って見直しが図られる必要がありことは事実。もしRⅢのような後継機が登場するのであれば、LEICA Q3のスペック以上のものが期待されます。
LEICA Q3のセンサーはSONY製の6,000万画素と言われているので、そちらは心配要らないでしょう。
問題はレンズと画像エンジンでしょう。
絶対的とも言えるLEICA Q3以上の画質が担保されるのであれば、一気にその人気を奪うことも考えられます。
なんといっても価格面ではSONY機の方が安くなるでしょうから、利はありますよね。
ただ、ちょっと疑問なのが、今回のアンケートが「プロカメラマン」に対して行われている…という点です。
いや、ターゲットか違うでしょ!
LEICA Q3にしても、Mシリーズとはターゲットが異なるのは明白であり、よりニッチな分野のはず。
SONYには、しっかりと市場分析していただき、得意の開発力を発揮してもらった上で、早急に答えを出してもらいたいものです。
LEICA Q3は28㎜ですが、SONY機にはこれまで同様35㎜を期待します!