Mac Studio、MacBook Airの登場はいつ?
「M3三兄弟(M3、M3 Pro/Max)」が同時に登場した…という現実は、これまでのApple Siliconの発表の仕方から大きく逸れるものであり、個人的には大きな衝撃を受けました。
「Macが売れていない…」という2023年度の現状を打破するための「力業」と考えられていますが、次の「M4」ではどのような登場のさせ方になるのかが、今から非常に気になるところです。
M3のように同時発表か?
それともこれまでのようにベースチップとなるM4のみを先に放出するのか?
どうせだったら、今回のような「同時発表」を今後のスタンダードにすればすっきりする…と考えるのですがどうでしょう?
これまでは、
「高性能チップを設計するのにそれなりの時間がかかる…」
と捉えていたのですが、今回のM3を見ると、必ずしもそうではなさそう…。同時並行的に高性能版チップを設計・製造する力がApple、TSMCにはあるようです。
そんな中…。
今回登場しなかった「MacBook Air」および、更なる高性能チップである「M3 Ultra」搭載機の登場時期に関する記事が来ています。
「M3 Pro/Max」の早期登場で先行き不透明
記事によると、
まだ新型に切り替わっていないM1およびM2搭載MacBook Air、M2およびM2 Proを搭載するMac mini、M2 MaxおよびM2 Ultraを搭載するMac StudioとM2 Ultraを搭載するMac Proについて、これらが新型に切り替わる時期をMacRumorsが予想している
ということです。
MacRumorの考えは至ってシンプル。
M3搭載「MacBook Air」、M3 Max/M3 Ultra搭載「Mac Studio」「Mac Pro」が6月のWWDCで発表
M3/M3 Pro搭載「Mac mini」が2024年末(もしかするとWWDCの次期に前倒しされるかも)
ということですね。
う〜ん、どうでしょう?
いくら何でも、これら全てをWWDCで発表…と言うのは乱暴なのでは?
普通に考えれば、Macの登場時期として妥当なのは「3月」「6月」「10〜11月」となるでしょう。
もし、Macの売上げの底上げが急務なのであれば、数多く売れるであろう「Air」を3月に出したいのでは?
できれば「13インチ」「15インチ」両方とも一気に捌きたいでしょう。
15インチ登場〜1年未満での改定ですが、M2 Pro/MaxのMacBook Proだって2023年の2月発売で11月にモデルチェンジになるわけで、Appleからすると多少の批判を承知で売上増のためのアップデートをしているということでしょう。
だとすれば、15インチの早期改定もあり得るかと。
問題は、これ程までに急ピッチでモデルチェンジを行っている中で、Appleがその動きに対応できるか、準備ができているか…ということです。
「Air」に関しては思いのほかモデルチェンジへの動きの噂が伝わってこないのが気がかり。この部分が「6月なのでは?」という考えの根拠になっているのかもしれません。
M3 Max/M3 Ultra搭載「Mac Studio」「Mac Pro」に関しては、1年周期のWWDCがふさわしいかと…。
M2世代と比較すると、MacBook Proからの日にちが開くことが気がかりですが、「Air」とのバランスを考えると、このあたりが妥当なのでは?
Appleが「できるだけ早く」と考えるのであれば、それこそ3月あたりに一挙放出…ということがあるかもしれませんが…。
そうだとすると、6月のWWDCあたりで「M3 Ultra×2」となる「M3 Extreme」がいよいよ発表…なんてどうでしょう?
同時にVisionPro…という展開があり得るかも…。
いずれにせよ…。
これまで考えていたよりも相当早く、「M3 Ultra」の登場があるかもしれませんね。
とりあえずは「3月」の動向に注目…というところでしょうか?