カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

Canon「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」登場!〜またしても「RF35mmF1.2 L」は出なかった…〜

Canon「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」登場!

 以前から、「まもなくCanonから3本の交換レンズが発表される…」という噂が流れていましたが、その3本が発表されましたね。

 出てきたのは、「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」「RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM」の3本。

 中でも、「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」はこれまでにないジャンルのレンズですね。
 ただ、デカすぎる、高すぎる! 

 

正に夢のレンズではあるが、大きすぎる、高すぎる…

 これまでのCanon標準ズームレンズを考えるときに、真っ先にお薦めとしてあげられるのは「RF24-105mm F4 L IS USM」でしょう。

 「24〜105㎜」という非常にかゆいところに手の届く焦点距離の使い勝手が最高で、「F4」というやや暗めのレンズであることを理解して使用するのであればファーストチョイスとして誰しもが納得のレンズです。

 これが「F2.8」と一段明るくなると、一気に値段が上がりますし、第一焦点処理が「24〜70㎜」となり、望遠側が弱くなります。描写性能は上がるでしょうが、なかなか難しい選択となりますね。

 

 しかし…。
 今回の登場した「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」は、この「F値」と「焦点距離」の悩みを一気に解決する魔法のようなレンズです。

 焦点距離を伸ばしながら、
『「非球面レンズ」3枚、「UDレンズ」4枚を効果的に配置した18群23枚の光学設計により、画質に定評のある「RF24-70mm F2.8 L IS USM」と同等の高画質を達成』
ということで、画質を担保しつつ105㎜に手が届くのです。

 

 ただ…。
 当然おいしい話ばかりでこの驚愕のレンズがなり立つわけもなく、「標準レンズ」としては耐えられないほどの筐体の大きさ、重さになってしまいますね。
 もはや「70−200㎜」の望遠レンズ並の筐体ですので、これを手に街をぶらぶら…という気軽さは感じられません。

 

 「パワーズーム」に関してはオプション設定。私のようなスチルメインで利用する人間にとっては必要ありませんので、標準でなくて有り難い…ということになります。

 

 確かに魅力的な焦点距離、F値ではありますが、「24-70㎜、70-200㎜」というF2.8通しの2本セットがデフォルトのようになっている現状、どの程度このレンズに需要があるのかは未知数です。何しろ「RF70-200 F2.8 L」が、写り・大きさにおいて神レンズですので、価格を無視するにしても、私だったら導入しないかな…。

 やはり大きすぎてなかなか持ち出しづらいかも…。

 

 そして…。
 今回の「3本」の発表の中で期待された「RF35mm F1.2 L」はまたまた登場しませんでした…。

 これほど長い間噂に上っているのに、何故Canonは発表しないのでしょうか?

 今回の「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」のような、いわゆるキワモノレンズを出すくらいなから、まずは正統派の焦点距離のLレンズ出しておく必要があると考えるのですが…。

スポンサーリンク