AVIOTから新フラッグシップイヤホン「TE-ZX1」「TE-ZX1-PNK」が登場!
最近のワイヤレスイヤホンには以前のようなわくわくをさほど感じなくなりました。以前であれば世代が進むごとに音質が良くなったり、ノイキャン性能が向上したりと、目に見える(耳に聴こえる?)進化があったものです。
当然ではありますが、最近はその進化が鈍化していることは確かで、単純な音質向上というよりも音作りの指向性の違いがイヤホン選択の主軸になっているように感じます。
たとえば私であれば、最優先したいのは「音場の広さ」です。これに音の解像度や「低-中-高音域の繋がり」「ボーカルの聴き取りやすさ」「低温の艶(量はさほどいらない)」等の諸々の条件が微妙に加わっていくことになります。
現状、解像度が欲しければSONY「WF-100XM5」、音場を優先したい場合はAVIOT「TE-J1」と、使い分けしているような状況です。
AVIOT「TE-J1」の音場の広さや音の繋がりの自然さは特筆すべきもので、雰囲気重視のリスニング用途では最高の選択だと今でも考えています。
こんなイヤホンを造るAVIOTは、やはりただ者ではありません。
そんな中…。
AVIOTが新型フラッグシップイヤホンの開発・発売を予告しました。
これは楽しみです。
【開発発表】「TE-ZX1」「TE-ZX1-PNK」 NEWS|AVIOT
「TE-Z1PNK」のもやもやを解消してもらいたい!
AVIOT曰く、
AVIOTは、同ブランドの新フラッグシップモデルとなる完全ワイヤレスイヤホン「TE-ZX1」を2024年1月発売を目標に開発していることを発表いたします。
ということです。
詳細としては、
「TE-ZX1」は、平面磁気駆動型ドライバー1基、バランスドアーマチュアドライバー3基、ダイナミックドライバー1基の、3種5基からなる新開発ドライバーシステム、“トライブリッド・ファイブドライバー”を採用。さらに、過去の“Zシリーズ” のハイブリッドノイズキャンセリング、積層造形技術、金属製ノズルをはじめ、これまでに同ブランドが培った数々の技術を余すところなく投入した、完全ワイヤレスイヤホンの新たな領域を切り拓く新モデルです。
本製品は、通常モデルに加え、凛として時雨 ピエール中野氏とのコラボモデル「TE-ZX1-PNK」も同時発売予定。
とのこと。
期待したいところなのですが、気になるのは以前購入した「TE-Z1PNK」があまり気に入らなかったことです。あまりにも低音重視の音作りであり、かつ解像感が不足していたこともあって私の好みではありませんでした。
ただ、これは「PINK仕様」だったことも影響しているのかもしれません。「凛として時雨」のピエール中野さんとのコラボである「PINK」はこれまでも低音重視傾向であることが伝えられていますので、狙いは「ノーマルTE-ZX1」か?
何れにせよ、なんと来年の1月には発売されるということで、これは年始の楽しみが増えました。
正式発表を待ちたいと思います!