米国でiPhoneの勢いが鈍化?
時々思うことがあります。
「なぜiPhoneはこんなに人気なのか?」
と…。
まあ、Appleという企業イメージ、スマホ界をリードしてきた歴史などから考えても、ある程度の支持を集めることは当然なのですが、私のようにiPhoneを使う理由の筆頭に、
「Macを使っているから…」
が来るようなユーザーからすると、
「Windows使いがiPhoneを利用するメリットはそんなにないのでは?」
とうがった見方をしてしまうのも事実です。
それくらい私にとっては「Mac」が考え方の中心であり、これをWindows機に変えるとすれば、むしろAndroidの方が都合がいいと考えるかもしれません。
そんな中…。
米国内でのiPhoneシェアが低下している…という記事が来ています。
好景気の米国だけに価格だけが原因ではないでしょう
記事によると、
調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)は、米国におけるiPhoneとAndroidのアクティベーション台数の比較レポートを発表しました。最新のレポートによると、米国のスマートフォン市場において、昨年のiPhoneの新規アクティベーション台数は、過去6年間では見られないほど低水準に落ち込んでいる
ということです。
具体的な推移はこのようになっています。
「右肩下がり」…という言葉がふさわしい感じです。数値としてもかなり落としているようですね。
原因としては、
・スマートフォン価格の上昇
・耐久性向上
・iPhoneの新機能減少
を上げています。
しかし、単純な価格上昇であれば、他のAndroid勢も同様なわけですし、好景気に沸く米国においてこの点が大きな要因とは考えにくいのではないでしょうか?
同時に、耐久性向上も同様で、iPhoneの買い控えが起きるのであればAndroidも同様ということに…。
やはり、最大の要因は「iPhoneの魅力不足」ということになるのでは?…と考えてしまいます。
そして心配するのは、これを日本に置き換えたときのこと。
「iPhoneの魅力不足」に加え、円安の日本においては「価格」が最も大きなウエイトを占めてくると考えられます。
そして、「iPhoneのシェアが50%前後」という異様なiPhone人気が背景となり、フラッグシップ帯の価格であるiPhoneから、ミドルレンジの「Pixel aシリーズ」等のより廉価なAndroid機への大きな規模の移行が進むことも予想されます。
日本におけるスマホメーカーシェア、注視していく必要がありそうです。