ついに来た! 日本でも4月8日からAmazon Prime Videoの「広告表示」が始まる!
ついに来てしまいました。
米国ではすでに開始されていた、Amazon Prime Videoへの「広告表示」。
いつかは日本でも来るだろう…と怯えて意のですが、4月8日からの開始がアナウンスされました。
会員には個別でメール連絡がありました。
タイトルは、
「Prime Videoのアップデートに関して」
文面は以下のように…。
いつも Amazonプライム をご利用いただきありがとうございます。
今後、皆様のPrime Videoの視聴体験が変わることをお知らせいたします。
4月8日より、プライム会員特典対象の映画やTV番組に制限付きで広告が表示されるようになります。これにより、Amazonは魅力的なコンテンツへの投資を継続し、その投資を長期にわたり拡大していくことが可能になります。
本変更に伴いお客様にご対応いただくことはありません。また、Amazonプライム会員の料金にも変更はありません。
なお、4月8日からは、広告表示なしのオプション ※ にも月額¥390(税込)で申し込めるようになります。
え〜っと…。
今回のように「値段だけ上がる」という手段は、「アップデート」とは言わないのでは?

解除料金「390円/月」が異状です
まあ、米国で広告表示がされた段階で、ある程度覚悟していたことではあります。
また、日本ではAmazon Primeの料金が欧米のそれに比べて非常に安価に抑えられている…ということも知っています。
しかし、いざ「広告表示」…となると気持ちが萎えますね。
質のよい動画を提供したいのに「広告を表示する」ということは理に適っていないのは明白です。
「それだったら、多少料金を値上げしてもいいので広告は無しにしてほしい…」
と考えるユーザーも多いでしょう。
ただ、それに対するAmazonの考え方もまちしゃくに障ります。
「広告なしにしたいんだったら、月額390円払いなさい!」
という論理。
この「390円」という金額、ちょっと異常だと思いませんか?
だって、Amazon Prime Videoを含むすべてのAmazonサービスが、「月額700円」で受けられるのです。その一部機能である「Prime Video」の一部の制限解除のために「月額料金の半分以上」を請求しているのです…。
ドン引きです!
これよりだったら、すべてのユーザーから月額50円なり100円なりを徴収した方がまだ納得できるというもの。加えて、年払いにしているユーザーは割安にする…というこれまでの手法を併せて活用することで、ユーザーの気持ちを逆なでしないで済んだのではないでしょうか?
でもでも…。
元々の基本料金が安い!…という魅力は非常に大きいのがAmazon Primeの罠です。
なんといっても、「Amazonの低価格商品であっても送料負担がない」というメリットの大きさは計り知れません。どう考えても、Amazon Primeそのものから手を引くことはできないですね。

また、最近のAmazon Prime Videoは値段の割りに結構頑張っていて、独自のドラマ、スポーツ番組、独占配信の映画等、魅力的なのです。
悩ましい…。
気になるのは、「広告」がどの程度の頻度で、どのような表示のされ方をするのか?…ということになります。
自然と受け入れられる程度のものであればいいのですが…。