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Canon「 RF600mm F4 L IS USM」は難しい〜「ロクヨン」は魔法の道具ではなかった話③〜「EOS R1」を相棒に【62】

「アップスケーリング」は必要不可欠な世界

 発注したキヤノン「 RF600mm F4 L IS USM」が想像以上に早く届いてしまい慌てている…というお話をしております。 

 

 前回は、野鳥の飛翔撮影の難しさを再確認した…ということを書きました。
 RF600mm F4 L IS USMは決して「魔法の道具」ではなかった…ということです。

 

 そして、今回は改めて「トリミング」と「アップスケーリング」に関するお話。

 以前から本ブログでは、
「EOS R1の2400万画素の画像は他の機種以上に美しいが、解像度の低さをアップスケーリングでカバーしていく必要がある」
という立場に立っております。

 野鳥撮影、特に飛翔時の撮影となると、どうしてもフレーミングは曖昧になりますし、遠くの被写体を狙うことも増えますのでも「トリミング」は必須な世界になるでしょう。

 

 そう考えると、どうしてもEOS R5 MarkⅡの「4500万画素」が強みを発揮することは事実です。しかしこのEOS R5 MarkⅡは、
「画像単体であれば前作のR5と変化無し。何だったら高感度耐性は確実に落ちている」
という評価が定着しています。

 対するEOS R1は、GDローパスフィルターの影響か、その画質は確実にアップしている印象。

 

 というわけで、私は「EOS R1 + Neural network upscaling Tool」の利用を継続しています。

 

ISO感度を抑えられる効果は抜群

 今回は以下のような画像で大幅なトリミングを行った上で、Neural network upscaling Toolを使いました。

 

 

 

 まあ、拡大すると、これでも画質に満足できるものではありません。今回のトリミングは相当思い切って行ったので…。

 でもまあ、2LやA4程度であればプリントアウトできるかな?…という程度にはなりました。

 

 また、上の「カワウ」の画像は、「EXTENDER RF×2」装着で、さすがのRF600mm F4 L IS USMでもF8になります。しかもこのときは薄暗い状態になってしまっていましたので、ISO感度が5000でした。

 これがRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMだったら、恐らくは「ISO12800以上」になっていたでしょうから、やはり明るさは正義です。

 

 こうなると、「Neural network upscaling Tool」に加え「Neural network mage Processing Tool」も使いたくなります。
 ノイズ除去に加え、解像感も上がりますので…。

 単純にノイズ除去としてだけではなく、トリミング時の解像感アップにも使えるのが強いですね。

 

 こうなると…。
 「Neural network mage Processing Tool」のMac対応を急いでいただきたい。DPPもApple Siliconにネイティブ対応しましたので、大きな期待をしております。

 いちいちWindows機にデータを引き渡すのは面倒くさ過ぎ!

■追伸■

 と、この記事を書いた直後に、昨日お伝えした「Neural network Image Processing Tool 1.0.0 for macOS」登場の報が届きました。あまりに嬉しくなって、今回の記事の前にそちらをアップさせていただきましたので、記事の内容が一部前後します。めでたさに免じてご了承ください!

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