キヤノン「 RF300-600mm F5.6 L」の噂が熱い!
先日ニコンから「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II」が発表されました。
今後は各社からミラーレス用レンズの「第2世代」が続々と登場しそうで、キヤノンレンズの動向からも目が離せないでしょう。
そんな中、最近「 RF300-600mm F5.6 L」なる新レンズの噂で盛り上がっています。
以前私も記事にしております。
コンセプトとしては、
・600mmという超望遠域をカバーするズーム
・「F5.6」という絶妙な固定F値
・価格的にも「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」と超望遠L単との間を埋める貴重な存在
というあたりでしょうか。
「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」も相Lではないものの、相当絶妙なレンズ。焦点距離を稼ぎたいユーザーにとっては救いと言えますね。
ただ、「非L」ということと、F9という暗さは物理的にどうしようもありません。この部分が壁となり、どうしても導入できない…というユーザーも相当数いるでしょう。
そんな中での「 RF300-600mm F5.6 L」の噂です。
さて、本当に登場するのでしょうか?

それでも「RF600mm F4 L IS USM」の魅力が揺るがない理由
記事によると、
キヤノンがRF300-600mm F5.6 L IS USMを開発しているという噂をCanonRumorsが伝えている
ということです。
待ってました!…というCanonユーザーの大合唱が聞こえてきそうな魅力的なレンズです。
ただ、RF600mm F4 L IS USMを購入した私個人にとっては、以前ほどは魅力的に映らなくなったことも事実です。
まずもって、これまで「RF600mm F4 L IS USM」を使用する中で、
「単焦点である…ということの不都合さを感じたことがない」
ということにつきます。
つまり、RF600mm F4 L IS USMを使用する上で、ズームはさほど必要としない…ということ。

どういうことかというと、RF600mm F4 L IS USMを使う上では、「600mm以上」が欲しいときに限られ、しかも「600mmでも足りない…」となる場面が殆どだということです。
そんなときには自然に「×1.4」「×2」のエクステンダーが登場することになります。
野鳥などを狙う場合には、「1200mmでも足りない」と思うくらいですで、私にとって「300-600mm」はあまりメリットがないのかな…と考えています。
以前、RF600mm F4 L IS USM購入編の記事を書いた際に、エクステンダーを利用することで、
「600mm、840mm、1200mmの手動3段ズームで行けそう」
という考えを書いたわけですが、これがズバリとはまっている…というわけです。
当然RF600mm F4 L IS USMは単焦点だけに、ズーム以上の画質であることは間違いなし。
しかも、今回噂の「300-600mm」よりも一段明るい…という絶対的な強みもあります。
値段を考えないのであれば、この2つの強みがある以上、私にとっては「RF600mm F4 L IS USM最強」ということになりそうです。