キヤノン「RF45mm F1.2 STM」の性能が非常に気になる
11月6日にも登場すると言われているCanon「EOS R6 Mark Ⅲ」。いよいよ…という感じですね。EOS R1もちの私としては、どこに性能差があるのか?…という部分も気になります。ただ、これまでも言及してきたとおり、「最大ISO感度:64000」と高感度帯での数値の悪化が気になるところです。
そして…。
私が「EOS R6 Mark Ⅲ」以上に気になっているのが、同時に発表されると言われている「RF45mm F1.2 STM」です。
STMながら「F1.2」ですよ!
しかも「50mmだとちょっと画角が狭いな…」と感じることが多いことを考えると、「45mm」は絶妙とも言える数値だと考えます。
このレンズが10万円を切る価格で登場する…と言われているのですから、期待が膨らまないわけがありません。
そして、この「EOS R6 Mark Ⅲ」と「RF45mm F1.2 STM」の続報が出ています。
特に「RF45mm F1.2 STM」の性能について気になる文言が並んでいました。

「EF 50mm f/1.2L USM」と同等の意味とは?
ここでは「EOS R6 Mark Ⅲ」の情報は置いておくとします。
「RF45mm F1.2 STM」の情報だけを拾っていくと、
◇光学性能は EF 50mm f/1.2L USM と同等(とされている)
◇デジタルフォーカスブリージング補正
◇フィルター径:67mm
◇重量:346g
◇価格:499ユーロ または 599ユーロ(両方の情報あり)
とされています。
フィルター系が「67mm」ということは、「VCMシリーズ」と同等ですので、レンズ筐体の太さはこれまで登場したVCMシリーズと同じ…という可能性がありますね。
「F1.2」にするとかなり小型になりそうな予感です。
価格もやはり「10万円」を切ってきそうですね。
何だったら9万円を切る可能性も…。
ただ、非常に気になるのが、
「光学性能は EF 50mm f/1.2L USM と同等」
という部分です。

私は「EF 50mm f/1.2L USM」は使ったことがありませんが、このレンズ、「開放では甘すぎて使い物にならない…」というレンズだったように記憶しています。
RFシステムになり、廉価版のレンズでも「開放で甘い」というものは姿を消していると認識しています。「RF35mm F1.8 IS STM」などは正にそれを感じるレンズで、以前に「RF35mm F1.4L VCM」と比較したときには、その描写ともかく、解像度ではLレンズに負けていない…という結果となり驚いたことを思い出します。
キヤノンの言う「光学性能は EF 50mm f/1.2L USM と同等」が何を表しているのか?
開放が甘い…ということはなかなか信じ難いので、「開放はがちピンで、トータル性能としてEF1.2と同等…」といったところでしょうか?
この記事を見て、いきなりのオーダーはおっかないな…と思っています。
しかし、おそらくはかなりの人気になるでしょう。レビュー登場を待ち、実は性能が素晴らしい…となってからだと入荷まで待たなくてはならないのは確定でしょうね。
「廉価版の1.2」。その正体が一体何なのか、もうすぐ種明かしされます。楽しみです!