土屋鞄で購入した,ユニックリベルタ 2wayトートのレビュー,第2弾。
こう見えてがっつり入ります!
シルエットが「シュッ」としているで,割とコンパクトに見えますが,意外とがっつり入ります。上部が狭まっており,自然に口が閉まるようなつくりになっているのですが,手で広げると大きく口を開くんですよね。
この「自然に口が閉まるつくり」が,メッセンジャータイプのように交差掛けにしたとき,開口部が閉じて落下の心配を取り除いてくれることにつながっています。
内部の底は,しっかりと補強されており,それなりの重量のものを入れても型崩れしづらくなっているようです。
細かいところがしっかり,きっちり
とにかく,細部にかけられた手間暇,技術が半端ないです。
例えば鞄の底。
地面に置くことを考え,補強の革が縫い付けられています。肩掛けにすることも考慮し,金属の鋲ではないところに配慮を感じます。
また,開口部の革の十分な厚みと裁断面の丁寧な仕事。
実際の使用時に一番目にするところであり,この革の質感や仕事の丁寧さを見るだけで,幸せになれそうな気がします。
丁寧といえば,縫い付けの仕事の確かさ。
ショルダーのベルト部分の頑丈な縫い付け。また,鞄本体を二枚の革を上下に重ねて縫い付けている部分。いい仕事をしていると思いませんか?
特に本体部分の縫い付けに関して,これだけ大胆な縫製をしながらも,全体のラウンド感としっかりとした質感とを両立させていることには感服します。
内部には大小併せて3個のポケットが。表面とは異なった質感の革で仕上げており,柔らかさもあっていいアクセントになっています。
購入者を満足させる「職人の仕事」
シンプルなだけに,ごまかしがきかない本商品。
見ているだけ,持っているだけで満足できます。正に「職人の仕事」がその裏側にあるのですね。
「お金を貯めて,土屋鞄さんの他の鞄や財布も欲しいな。」
と思わせてくれる逸品です。
土屋鞄さんのサイトを見ているだけでも心の栄養をもらえますよ。一度ご覧になってみてください。