Apple第3四半期決算報告発表
Appleから,第3四半期の決算が報告されました。
結果を見ると,その売上げは好調のようですね。
そんな中で目を引くのが,「地域別売上げ」で中国の売上げのみ落ちていることと,iPadの売上げが回復傾向にあることです。
その他の地域では堅調に売上げを伸ばす中,中国だけは減少していますね。
これ,「中華スマホ」を使用する人が増えてきているんでしょうかね?中国の方々はやはり自分たちで生産できるようになったスマホを進んで使用したいと考えるでしょうし,なんせiPhoneに比べて価格が大幅にお安いですからね。
しかも,「Apple」というブランドや「iPad」「Mac」との連携を考慮に入れなければ中華スマホも全然ありなわけですので,この傾向には納得できます。
もしかすると中国におけるAppleの苦戦は,これからが本番かもしれませんね。
iPad復調?
注目はiPadの動向ですね。
ここ数年減少の一途を辿っていたiPadの売上げが今期は上昇に転じました。
記事内では「新iPadPro」を評価していますが,果たしてそうなのでしょうか?この第3四半期という時期を考えると,「新iPadPro」の売上げって,どの程度計上されているんでしょうかね?
私はむしろ,普及版の「新型iPad」の売上げの方が貢献しているのではと考えます。
低価格でありながら性能は十分ということのようですので,
「Pencilは使わないし,それほどの性能は必要ない」
という方にとっては歓迎される製品に写ったのかもしれません。
私としては以前にも書かせていただいたとおり,
・Airと比較して厚くなった
・液晶性能が劣化した
・重量増
という基本的な部分であまり賛同できませんでしたが…
Appleがこれまでこだわってきた上記3点についてはなんとか死守して欲しかったのです。個人的には「次期普及帯iPad」がこの3点をクリアにして発売されるようであれば,購入するかもしれません。
でもそのときは「9.7インチ」になるのか「10.5インチ」になるのか?Appleの今後の戦略を知る上でも重要な指標となると感じています
Appleが狙っていたように「教育の場」で新iPadがどの程度普及し,「Proシリーズ」がどれだけ必要とされるのか…
iOS11がどれだけ魅力的なものになっているかも含めて,iPadの動向から目が離せません!