Samsung,Apple,LGの三つ巴になるのか?
「折りたたみスマホ」に関しては,以前からSamsungからの情報が流れていました。それこそ昨年度来からの話題で,昨年度末には「2018年初頭に発表か?」という噂も流れたほどです。
しかし,さすがにSamsungも時期尚早と判断したのか発表はなし。ところが,いよいよ来年度初頭には発表される見込みが強まってきているという情報が度々流れてきています。
こちらの記事では,
「画面の半分ではなく2/3ほどで折れ曲がり,時間や着信の確認が常灯される」
という興味深い内容が記載されています。
またこちらには,その価格が「20万円超」となるかもしれないとの記事が…。えっ,高すぎませんか?
そして一貫してその根拠として使用されている画像がこちら。
所謂「横開き」タイプのようです。
また,iPhoneに関しても「2020年」には「折りたたみ式iPhone」が登場するのでは?という噂も以前から多数あるようですね。
そして今回,なんとLGの折りたたみスマホ開発に関する情報が出てきています。
そう,これがいい!「縦開き式」
そのLGの折りたたみ式スマホとされる画像がこちら。
お〜,Samsungとは異なる「縦開き」式!
どうやらきっちりと半分たたむタイプのよう…。
いいですね〜,これ。
私はLGの「縦開き式」に一票です。
Samsungのように横に開くということは,両手での使用が大前提のように感じますが,やはり常時携帯し,素早く使用するという観点からすると,「開いたときには従来のスマホのように使える」ということが大切だと考えるからです。
現在のスマホの最大の弱点は「表面積の広さ」と「ディスプレイの割れやすさ」であると捉えています。
「折りたたみ式」にすることで,見事にこの2点とも解決できるわけですので,是非とも実現していただきたい技術ですね。
十分な強度,質感が確保できるか?
しかし不安な面も当然あります。
それが「強度」と使用する上での「質感」「耐久性」です。
LGの製品について見ると,「折れる」という構造について有機ELディスプレイ特有の「薄く,折り曲げることができる」という性質を生かした上で,「フレキシブルボーード」で外側を包むような構造になっているようです。
従来のスマホは折り曲げる必要がありませんので,しっかりとしたガラスやアルミ等でかなりの強度を確保できています(落としたら割れるという観点は別にして)。
しかし,折りたたみ式に関してはどうでしょう?
画面はどのようにして保護するのか?
底面の「フレキシブル」な部分の強度や質感は?
何回も開閉を繰り返して,本当に何年ももつの?
疑問も数々浮かんできます。
「素材」選びは強度や質感に直結するでしょうし,折りたたみ方の「技術」は,質感や耐久性に繋がることでしょう。
「縦開き」か「横開き」かという形態の問題に加え,それぞれのメーカーがどのようなコンセプトを携えた提案をしてくるのかについて非常に興味が湧きますね。
さらに,Appleの動向。
従来型のiPhoneを使用している身としては,Appleの提案そのものもそうですが,「今後それが主流になるのか否か」という点において,世の中やAppleの今後の「動向」も気になります。
まあ,いずれにせよ初期製品は相当高価なものになりそうですので,私には手が出せないとは思いますが…。
…ということは,しばらくの間は,従来型の一枚物の筐体と折りたたみ式とが併売されることになるのでしょうかね?
来年度はスマホ業界にとって「変革の年」になるのかもしれません。