ついに来た! Huawei Mate Pro 20
ついに来ました。真打ちの登場です。
成長著しい中華スマホ勢の中でも一歩抜け出した感のあるHuawei。
特にそのカメラ性能に関しては,名門LEICAとの提携もあり,iPhoneXSをもってしても旧機種の域にさえ辿り着けないという,絶対的な優位性を保ったままでの新型発表となりました。
さて,この「Mate Pro 20」,気になる点はカメラとチップです。
LEICA製3眼カメラの威力は?
まずはカメラ。
最近のスマホの最大の関心事はカメラであると,これまでも述べさせていただいています。
そんな中でも,LEICAと提携するという独自路線をとり,絶対的なカメラ性能を誇るHuawei。
前機種のP20Proの性能でも,ぶっちぎりの強さを誇っていることは上記の過去記事でも言及しました。こと「解像度」に関してはものすごいキレキレの画像。
iPhoneXSの画像もなかなかのキレキレぶりだと感じているのですが,軽くそれを凌駕するほどの写真が撮れるHuaweiは,化け物級です。
そんなカメラ性能が更に強化されるのであれば,正に別次元にいってしまいそうですね。
こちらがLEICA製のカメラ。
流行の「縦型」ではなく,正方形に配置されたレンズは,なかなかの個性です。
また,そのトリプルカメラは,4,000万画素,2,000万画素,800万画素のカメラから構成されているということで,もはやその画素数がiPhoneXSとは比べものになりません。
そりゃ,解像度が違ってくるのも当たり前ですね。
しかし,ことWeb上で使用する目的であれば,さすがに4000万画素は過剰といわざるを得ません。
上記過去記事のiPhoneXSとP20Proとの解像度の差が,画素数による違いだったのであれば,個人的には問題なしです。
スマホのカメラにそこまで期待していませんので。
逆に,デジタル一眼でもないカメラに,そこまでの画素数を求めているユーザーがどの程度いるのでしょうか?
極小センサーに過度な画素数を詰め込んでいるわけですので,厳密な描写性能はデジタル一眼の圧勝であることは明らかなわけで,完全に用途が違ってくると思うのですが…。
私は1200万画素のiPhoneXSで,あれだけしゃっきりした写真が撮れればもう満足ですよ!
Kirin980は本当にA12Bionicと肩を並べるのか?
最近のiPhoneは,その高額ぶりに驚かされてばかりですが,ことチップに関してはダントツの性能を示しており,その最先端ぶりでAppleに納得させられているような,変な感覚に陥ることもあります。
しかし,Mate Pro 20に搭載される「Kirin980」というチップが,A12Bionic同様の7nmプロセスルールで生産させており,性能も同等のものをもっているという情報が流れています。しかもこのKirin980,Huawei自社生産のものとのこと。
もし本当だとすれば,これまでの「iPhone無双」が一気に崩れる大事になります。
それも,突然降って湧いたような話で,「Huawei恐るべし」というレベルの話。
このままHuaweiの勢いが増し,独走するきっかけになるかもしれない,今回のMate Pro 20。
その実力はどの程度なのか…?
今秋の「iPhone VS Android勢」の戦いの中で,最も注目したいバトルです。