リストバンドにまで情報を表示?
手元で様々な情報を確認することができるApple Watch。
いちいちiPhoneを取り出さなくてもいいことで,こんなにも身軽になれるんだ…という経験を味わってしまうと,なかなか手放せなくなりますよね。
しかし,リストバンドにLEDランプまで搭載して情報を表示するとなると…。
それはそれでやりすぎという感じがするのですが…。
バッテリー延命のためなら本末転倒!
この記事で紹介されているのは,リストバンドに様々な通知を表示させるという新しい技術。
いやいや,ありとあらゆるところに埋め込む案があるようですね,LEDランプ。
これ,私は大反対です。
皆さんはここまでして「通知」が必要ですか?
ここまで行くと,何か情報に支配されてしまっているような恐怖を感じるのですが…。
ただでさえ手首をひねるとすぐに盤面を見ることができるのがApple Watchのよさですし,通知感知のためのバイブレーション機能もあるわけです。
これ以上の可視化は過剰だといわざるを得ません。
更に気になるのが,これらの技術・手法の大元には,「バッテリーのもち」を担保するという目的があるということ。
これでは本末転倒といわざるを得ません。
バッテリーのもちは,あくまでもApple Watch本体として考え,省電力化という方向性で解決していく問題です。
情報の表示はあくまでも画面で!
バッテリーはバッテリーとして…。
「情報の表示」は,あくまでも画面内で行うべきだと考えます。「時計」ですので。
やはり考えてもらいたいのは,画面の常灯化ですね。
もちろんこちらもバッテリーの問題が解決されない限り難しいのでしょうが,是非とも実現させてもらいたい機能です。
…しかし,逆に考えると,任意の情報を「低電力モード」で常灯化し,必要な場合のみ通常画面をONにできるようなシステムになれば,バッテリーはかえって長持ちするのではないでしょうかね?
ものは考えよう。
このような「低電力モード」を主体で使用するモードと,通常点灯モードとを任意に選択できるようにしてみてはいかがでしょうか?
これだったら,「バッテリーの使い方」もユーザーの意思に任せることができると考えるのですが…?