EOS R5・R6のファームウェアアップデート来た!
2021年はRFレンズの大量投入に期待がかかるCanon。
先日は,3本のレンズの発表が近いのでは…という情報がリークされました。
「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」「RF400mm F2.8 L IS USM」「RF600mm F4 L IS USM」ということで,以前から噂されていた100マクロと望遠単でしたね。
私が昨年から切望している「35㎜ F1.2L」の登場はいつになることやら…。
さて,このレンズの噂に先立ち,3月末にEOS R5・R6のファームウェアアップデートが来ておりました。
バージョンは「1.3.0」でしたが,R6に関してはその後バグ対策した「1.3.1」がリリースされているようです。
動画関連についても新しいファイル形式に対応するなどの改善が見られているようですが,個人的にはスチル目的で使用することが多いため,とあるひとつの「神機能アップ」に心躍りました。
静止画撮影時に「モニターオフ」を選択することができるようになりました!
バッテリーもちの改善はウエルカム!
R5に限らず,ミラーレス一眼の決定的な弱点は,バッテリーもち。
一眼レフと比較して,相当にバッテリー残量に気を遣いながら使用しなければなりません。
その大きに原因の1つは,背面のモニターを使用する機会が多い…ということです。
撮影後の画像チェックはこれまでの一眼レフでも行っていましたが,R5では,その後もモニターはつきっぱなし。画像がスリープするまでの時間設定等を駆使して省電力に心がけることはできますが,完全にオフにすることはできませんでした。
かといってモニターを反転させて使えなくしてしまったのでは,そもそも画像チェック自体ができませんし…。
しかし,今回のファームウェアアップデートで,静止画撮影時の「モニターオフ」を選択することができるようになったのです。下画像の「6」をオンです!
私の設定としては,静止画撮影後の画像チェックは行いたいので,撮影後に画像表示を行うようにしてあります。
これまでは,その画像表示時間を過ぎると,ライブビュー画面に切り替わり,省電力モードで設定している画面スリープ時間が来るまでは,無駄に画面表示がされていたわけです。
しかし…。
今回の「モニターオフ」を利用すれば,撮影後の画像チェック後は液晶画面が即ブラックアウトしてスリープ状態に入るようになりました。
しかも,Infoボタンを押すことで,すぐに画面表示の切り替えが可能ですので,いちいちMenu設定の切り替えをするなどといった煩わしさもありません。
これ,バッテリーもちには結構影響しそうな予感がします。
ファインダーを全く使用しない…という方はR5ユーザーでは稀だと思いますので,真っ先に試していただきたい変更点です!
こちらの動画て,今回のファームウェアアップデートの詳細や,設定変更の仕方が詳しく解説されております。ご参考になさってください。