楽天Mobileの「1年間無料」受付期限は4/7
iPhone11 Proを,「povo + 楽天Mobile」のデュアルSIM状態で使い始めてしばらく経過しました。
先日も「大方満足」という記事を書きましたが,その後のトラブルもなく,非常に快適に活用できています。特に通話に関しては,「0円通話」の安心感はものすごく大きい印象。明らかに使用頻度が増えています。
まあ,現状は楽天Mobileをメイン回線で使用することは考えづらいです。
エリアも他のキャリアには及びませんし(それでも急速に広がっている印象が強いです),繋がりやすいプラチナバンドを有していないことが痛い!
イメージとしては,iPhone3GS導入時のSoftBankのようなもの。あの当時は,「多少繋がりにくくてもiPhoneがあれば…」という意識で頑張れましたが,楽天Mobileにはそのようなキラーコンテンツがありませんので苦しいところではあります。
しかし,楽天Mobileのエリアに関しては2021年夏には人口カバー率96%を達成する見込み…ということですので,「サブ回線」としては十分なのではないでしょうか?
また,私は通話に関しては,auモバイルデータ通信を使用してRakutenLinkアプリ経由で行っておりますので,基本的にはauの電波が入っているところであれば通話可能になるはずです。(この点に関しては以前にレビューしたように,郊外の地からの通話がしづらいケースが発生したことがあり,要注意ではあります)
つまり…。
デュアルSIM使用ができる端末をお持ちなのであれば,積極的に楽天Mobileの導入を考えてみる価値は大いにあるということです。
「1年間無料」となる受付期限は,4月7日に迫っています。
無料なのですから,申し込んでも全く損ではないと思うのですが…。
新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」が提供開始
さて,楽天Mobileでは,4月に入り,新料金プランである「Rakuten UN-LIMIT VI」の提供が始まりました。
「データ使用量1 GBまでは0円」という大手キャリアに対抗した例のプランです。
これにより,楽天Mobileのデータを使わなければ「0円活用」ができるというありがたい体制が出来上がったわけですね。
楽天Mobileを本格的にメイン回線とするかどうか…という議論の土俵に上げるためには,エリアの拡大,プラチナバンドの獲得等,大きな障壁が残っています。他の3大キャリアとの利害関係もあり,特にプラチナバンドの獲得に関しては一悶着ありそうな気配…。
しかし…。
もし通信環境が整い,何の心配も要らなくなるのであれば,「何をどんなに使っても3,278円」という価格の破壊力は相当なものです。5G時代が訪れると通信量が増加する…といわれていますが,現在はなかなかその恩恵を受けられない日々が続いています。
「20GBの格安プランだと,容量が足りん!」
という感覚が一般的なものになるのであれば,更に楽天Mobileの存在感が増すことになるかもしれません。
その際に他の3大キャリアがどのような手を打つか…も含めて,今後も各キャリアの動向には要注目と言えそうです