ようやくAppleが楽天を正式認可
私はこの3月から,iPhone11 Proを楽天MobileとpovoのデュアルSIMで使い始めました。
快適であります。
全く問題ありません。
もちろん,通信エリアの不安は残りますので,メインキャリアとしての活用ははばかられますが,何しろ1GBまでの通信量であれば「0円」ですので,
「大手格安プランをメインに通話はRakutenLinkを使用する…」
という使い方が,やはり大正解なのではないでしょうか?
さて,「メインでの使用は心配」というもうひとつの大きな理由が,「iPhoneへの対応」でした。
これまでは,「動作確認」のみが行われた状態での「見切り発車」でiPhoneを使用せざるを得なかったわけですが,4/27に楽天Mobileから正式にiPhoneへの対応が発表されたことにより「動作保証」されることになりました。
ようやく「不具合」を気にせずに「楽天MobileでのiPhone利用」を考えることができるようになりました。
そして…。
Appleの側でも正式な対応がありました。
SIMロックでの利用が前提か?
記事によると,
Appleの「iPhoneの通信事業者のサポートと各機能(アジア太平洋)」の日本の項目に,楽天モバイルが追加された。ブログshimajiro@mobilerが発見,2021年5月2日付けで伝えている
ということです。
docomo,au,SoftBankと並び,「Rakuten Mobile」の文字が確認できます。
他の3大キャリアと異なる点は,「Unlocking」という文字がないこと。
つまり,楽天Mobileで取り扱うiPhoneは,「SIMフリー」の状態で販売されるということですね。
思い起こせば,私のiPhone11 Proに楽天MobileのeSIMを乗せる際にも,auのSIMロック解除を行いました。そう考えて外国のSIM状況を眺めてみると,「Unlocking」という表示は殆ど見かけません。これまでの日本のキャリアによる囲い込みがいかに異様なものであったのかが分かってきます。
キャリアとしてはまだまだ未熟であり,不安定な部分を抱えている楽天Mobileではありますが,これまでの悪癖を吹き飛ばそうとする考え方自体は,現在の日本において必要なのでは…と考えます。
さて,先日の楽天Mobile側の「iPhone正式対応」というアピールに加え,Apple側でも正式サポートを明言した格好になりました。これでようやく大手を振って「楽天MobileでiPhone」という選択肢を行使することができますね。
やはり,「いざというときのサポート」の保証がある無いとでは心持ちが違います。
通信エリアが整備されるようになれば,
「楽Mobileをメインキャリアに!」
「楽天Mobileだけで行こう!」
という選択が安心してできるようになるかもしれません。
まあ,そのためには未だ持っていないプラチナバンドの獲得が必須と言えるかもしれませんが…。