ついにARMベース「Mac」が動き出す!
近年のMacは「IntelMac」とも呼ばれ,CPUにはインテル製を用いてきました。
個人的には,自社製CPUを搭載してた時代のMacを利用したことがありませんので,Intelチップの功罪について詳しく語れる知識は殆どありません。
しかし,Intelチップを搭載することで,MacとWindows機との垣根が低くなったのは事実なのではないでしょうか?
実際,MacでもWindows機と同様の機能を有しますし,メジャーどころを中心にアプリ(ソフト)の移植も盛んになっています。
また,OSレベルでWindowsとの共有を図りたければ,「ブートキャンプ」や「仮想化」という奥の手もあります。
ユーザーは,操作性や活用目的,モバイルデバイスとの連携等を考慮して,「MacかWindowsか」を選択できる時代になったことは,非常に喜ばしいことです。
かくいう私も,これらの条件が整ったことでWindowsから移行することのできた一人です。
以前であれば,ごく一般的な用途であれば「Windows一択」というのが現実でしたので…。
さて,昨年度来,
「MacがIntelに決別し,自社製ARMベースのチップを搭載するのでは?」
という噂がまことしやかに囁かれていました。
そしてついに…。
ARMベース「Mac」のベンチマークスコアが流出したという記事が来ています。
驚愕のスコア! これだったらIntelはいらない
まずは,記事内で紹介されているAチップのベンチマークスコアを見てみましょう。
これだけではどのくらいの性能なのか分かりませんので,現行Mac Proのスコアと比べてみましょう
MacBookPro2018のスコア一覧がこちら。
!!!
なんと,CPUベンチでは,どのMacBookPro2018よりも高い数値になっていますね。
しかも「シングル」においては「ぶっちぎり」状態!
これは素晴らしすぎる!
次に,グラフィックス性能の比較を…。
Corei7搭載のMacBookPro15インチモデルのスコアがこちら。
Aチップ搭載機のMetalスコアが「RadeonPro 560X」とほぼ同等の数値に…。
つまり,Aチップ内蔵のグラフィックス性能だけで,外部GPU並みの性能をたたき出すことができるということです!
驚愕の性能ですね。
残される課題は価格,発売時期,Windowsとの親和性
ここまで外堀が埋まってくると,残された課題は3点かと…。
①価格
②発売時期
③Windowsとの親和性を維持できるか
これらについての疑問・懸念を次回の記事で書かせていただきます。