「13.0→13.1→13.1.1→13.1.2」いや〜,正直うんざり
今年のOSのアップデートはAppleにとってもかなり大きなイベントだったということは分かっていました。
今年のWWDCは正にOSの発表でしたし,iPadOSの新設,MacOS CatalinaのiOS・iPadOSへの親和性の強化(Sidecar機能,アプリのMarzipan化等)など,OSレベルでのこれまでにないほどの大きな変革が見られた年でした。
その弊害でしょうか…。
そもそも,iPhone11シリーズが発売される時点で,「すぐさまiOS13.1にアップデートされる…」という情報がリークされていました。
様々な記事では,「iPhone11シリーズの発売に間に合わなかった機能がアップデートされる」という書き方をされていました。
「1週間で改善できるのであれば,何でもっと早く対応できないんだ?」
と疑問に思っていたのですが,Appleとしては「火の車状態」だったようです。
驚くことに,「iOS13.1」「iOS13.2」と,連日のアップデートです。
この頻度には,正直うんざりです…。
Appleの尻拭いを…
アップデートの詳しい内容に関しては紹介した記事に譲りますが,「13.1」へのアップデートの際には,本ブログでも紹介したリマインダーアプリに関するトラブルなど,結構深刻な事案もありました。
ユーザーとすれば,メジャーアップデート直後のアップデートでしたので,
「これでしばらくは安定するだろう…」
と思うわけですが,今年これに留まらず大変なことになっています。
これ,Appleの開発陣が「本当に間に合っていなかったんだな…」と感じてしまいます。
新型iPhoneの発売日というゴールが先に切られていて,当然そこに間に合うように,安定したOSづくりを目指していたのでしょうが,「間に合わなかった」ということなのでしょう。ちょっとしたバグ…というレベルの話ではなく,「不完全なものを世に出してしまった」というニュアンスの方が強く感じます。
だって,矢継ぎ早の今回の修正ですので…。さすがにApple側も言い訳はできないでしょう。
Apple側の甘さの尻拭いを我々ユーザーがさせられている…というところでしょうか?
MacOS Catalinaがとっても心配です!
私,10/4ともいわれている「MacOS Catalina」のメジャーアップデートが非常に心配です。
iOS・iPadOSがこれだけドタバタしているのに,こちらもかなり大きなシステム変更をしているはずのMacOSが何の影響も受けないなんて,にわかには信じ難くありませんか?
現在でもMacのリマインダーアプリは,MacOS Catalina待ちのまま「休業中」になってしまっていることは以前にもお伝えしたとおりです。
つまり,今回のMacOS Catalinaに関しては,今まで以上にiOS・iPadOS側の影響を受けやすくなっているということでしょう。
前述したよう,iPadOSと連携して行うSidecar機能,アプリ自体の壁をなくそうとするMarzipan化の動き…。iPhone,iPad以上に大きなトラブルが出てもおかしくないのがMac側なのではないでしょうか?
困ります。
仕事で使う機会が多いMacに深刻なトラブルが起こっては…。
先日はMacOS Catalinaのbeta10が配信になったという情報もありました。こちらもギリギリの調整が続いているようです。
MacOS Catalinaだけは大きな問題が起こらないようにする責任が,Appleにはあるはず。何とかがんばってほしいものです。