ついに「パンチホール」がやってくる?
最近になって,
「2020年発売のiPhone12からはノッチが消える…」
という情報がまことしやかに囁かれ始めました。
以前ご紹介したBen Geskin氏の情報では,上部ベゼル内にFace IDカメラを搭載する形で「ノッチレス」を実現したデザインもありましたね。
iPhone11シリーズで,「小型化される」とみられていたiPhoneのノッチ。しかし,意外なことにその大きさはまったく変わりませんでした。
そのノッチがいきなりなくなる…?
私はちょっと信じられないのですが…。これまで,設置場所に結構な広さを必要としたFace IDカメラを,細いベゼルの中に入れることが,現在の技術でできるものでしょうか?
当然ディスプレイ埋め込みのカメラは,もっとハードルが高いでしょうし…。
そんな中,「パンチホール」を搭載したスマホの情報が続々と届いています。
果たして,パンチホールは今年のメインストリームとなり得るのか?
Googleも採用,VIVOは新たなパンチホールデザイン
上記の記事では,Googleが「pixel4」の廉価版となる「pixel4a」で,パンチホールデザインを搭載するようだ…ということを伝えています。
「Pixel4」ではFace IDを採用していましたが,廉価版では背面のTouch IDとなるようです。ということは当然,この「パンチホール」は純粋なインカメのみの仕様なるはずですね。
さて,デザインはどうでしょう。
「背面Touch IDか,Face IDか」という論点を別にすれば。悪くないのでは?
個人的には,pixel4の不自然に上部ベゼルが厚くなっているデザインよりも断然好みです。
さて,「パンチホール」といえば,VIVOが実に興味深いパンチホール機の特許を申請しているようです。
それがこちら。
いやいや,これまでにはない実に斬新な考え方です。
4つのカメラが埋め込まれているとは…。
問題は,この4つのカメラそれぞれの働きですね。
通常のインカメ,Face ID用のカメラまでは分かりますが,それにしても残りの2つは?
特に一番左側の,上下左右に散りばめられたデザインは,
「顔を三次元で立体的に捉えるための配置か?」
などと考えたりもします。VIVOの考え方,早く確かめてみたいですね!
「パンチホール」が主流となるか,完全ノッチレスに一気に進むか?
以前は,Ben Geskin氏が「パンチホールiPhone」の画像を投稿したりして,本ブログでも取り上げました。
しかし,どうやらiPhoneはパンチホールは経由せずに,ベゼルにカメラを埋め込む方針のようです。それが何年後のiPhoneで実現するかは分かりませんが,最近の情報からすると,そんなに遠い未来ではない印象を受けますね。
Face ID,TouchID内蔵ディスプレーという,認証システムとの絡みもあり,今後ともディスプレイと各種カメラ,センサーとの関係性からは目が離せそうにありません。
iPhone12Proで,Appleがこれらの問題を一気に解決して見せたなら,
「さすがApple」
ということになるのですが…。さて,どうなるでしょうか?