GalaxyS20とともに投下されるか?
先日,Samsungの時期フラッグシップスマホ「GalaxyS20」に関して話題にしました。
そして,このタイミングでSamsungが,第2世代の折りたたみ式スマホを投入するのではないか…という情報もありました。
そして,その折りたたみ式スマホが「縦開き式」だということでした。
この度その「縦開き式」スマホに関する追加情報が来ました。
名称は「Galaxy Z Flip」。
さて,納得の耐久性は備わっているのでしょうか?
ガラススクリーン…本当に大丈夫?
まずもって「縦折り式」になることで,「横開き式」ほどの画面の広さは期待できないものの,折りたたんだ際のコンパクトさと広げた際の適度な画面サイズとで,使い勝手としては向上しそうな予感がします。
本ブログでも,
「iPhoneで折りたたみ式を出すのだったら,縦開きでお願いしたい…」
ということをこれまでも綴ってきました。
収納時のサイズが現行のフラットなスマホの1/2になり,しかも折りたたむことで画面の保護にも役立つ…。正に一石二鳥の考え方だと思います。横開き式はどうしても開いた際の画面サイズが日常使いには大きすぎると考えますので。
さて,そうなると,どうしても気になるのが「耐久性」ですね。一時,中途半端な完成度のまま発売された「Galaxy Fold」のことがありますので,そもそも「Samsung」という会社の考え方自体に疑心暗鬼になってしまいます。
今回,この「耐久性」に対する一つのSamsungからの回答が,「Galaxy Z Flip」のスクリーンにあるようです。
「Galaxy Fold」では「プラスチックスクリーン」であったものが,「Galaxy Z Flip」では「ガラススクリーン」に変更になるそうなのです。「Galaxy Fold」で問題になっていた折りたたみ部分の画面の折り目に対処したものなのでしょう。
しかし,記事によると,
「ガラススクリーンにしても,折り目は残ってしまう」
とのこと…。
当然多少なりとも「改善」はしているのでしょうが,そもそも「折りたたみ式」前提で作っている筐体に折り目が付くことが分かっているのであれば,発売しますか?「折り目ありき」の折りたたみ式デバイス…。
もはや意味が分かりません。
ガラスの強度,劣化は?
更に心配なのが,ガラスの強度や劣化に関してです。
どうしても「ガラス」というと,限界を超えると一気に「パキン」と折れるイメージが強いわけです。しかも「折り曲げる」という運動に関してはすこぶる弱いと考えますが,本当この部分は解決されているのでしょうか?
また,もし強度自体は保証されていたにしても,1日に何度も折りたたみを繰り返すスマホにおいて,何ヶ月・何年単位で保証できるだけの,経年劣化に対する十分な検証は行われているのでしょうか?
数ヶ月したら,
「折り目の多とが付いていた部分にひび割れたような線が入った…」
などといった報告がなされることにならないか,非常に心配です。
それとも,Samsungが開発したガラススクリーンは,これらに「満額回答」を出すだけの性能を携えて登場することになるのでしょうか?
楽しみでもあり,怖くもあり…。
これまでのSamsungの製品提供の仕方を考えると,数ヶ月後には結構なトラブルが発生するような予感がするのですが…。さて,結果はいかに?