2025年、Galaxyの主流は折りたたみスマホになる?
Samsungから、Galaxy Z Fold4/Flip4/Watch5/Buds2 Proが発表されました。
中でも注目はやはり折りたたみスマホ。
初代は突貫工事的な色合いが濃く、その耐久性に大いに問題があったようですが、3代目にはほぼ「完成形」ともいえる姿に落ち着きました。
もちろん価格はお高めですし、現状、今後の主流になり得るか…という部分では答えは出ていないわけですが、少なくても「未来」は感じることができます。
「4代目」となるGalaxy Z Fold4/Flip4は、マイナーチェンジ的な色合いが濃く、機能的にほぼ完成した3代目をよりブラッシュアップさせたものになっているようです。
そしてこの度、Samsung Mobileのトップが、今後のスマホの展望として聞き捨てならない発言を行っております。
間もなく、折りたたみスマホが主流となる?
価格の低下が普及の条件!
記事によると、
The Korea Heraldによると、Samsung Mobileのトップであるロ・テムン氏は2025年までに折りたたみスマートフォンがSamsungのプレミアムスマートフォン出荷台数の50%以上を超えると述べた
ということです。
あくまでも「プレミアムスマートホン」の中で…ということですが、この傾向は自然に普及価格帯のスマホにも影響していくでしょうから、現在、非常に重要な岐路に立っている…ということが言えましょう。
GalaxyのSシリーズよりも「Galaxy Z Fold4/Flip4」の方が売れる…。
それもあと「3年で」…。
にわかには実感が湧いてきません。
特に「Galaxy Z Fold4」に関してはどうしてもその価格がネックになりますよね。約1800ドルという価格は正にプレミアム。
日本円で考えると「25万円超」になることも予想されるため、とてもスマホの価格ではありません。Macが買えます!
これが「1500ドル」ラインにまで下りてくると、「何とか…」と考えるユーザーが飛躍的に増加しそうではあります。
2025年まであと3年。
恐らくSamsungとしては、量産効果を高めることで、価格低下を目指すことになるでしょう。現状の価格ではさすがにSシリーズ超えは厳しいでしょうから…。
これに呼応するかのように、中華勢も折りたたみスマホに注力していきそうです。
「折り目なし」で話題になったOPPO「Find N」が日本で発売されれば、折りたたみスマホの普及に一役買いそうです。
まあこちらはペン入力未対応ということで、魅力度が大きく下がるのが玉に傷ですが…。
さすがに大画面の折りたたみデバイスであればペン入力は必須と考えます。
気になるAppleの追随姿勢
そうなるとどうしても気になるのがAppleの折りたたみスマホに対する姿勢です。
どうも「焦りの色」が無いというか、冷めているというか…。
これだけAndroidが折りたたみスマホに向けて意気込んでいるのに、Apple側の本気が感じられないのです。
当然これまでも折りたたみiPhoneについての情報はありましたが、その登場時期に関してはどんどん後ろ倒しになっていき、現状では「2025年以降の登場」というテンション…。
これ、Samsungの予測で行けば、いよいよSシリーズとの地位が逆転する時期と重なります。
初代の折りたたみiPhoneの完成度が3年後のGalaxy Z Fold/Flipを超えるのか?…という部分には非常に興味がありますが、それ以上に恐らく価格は大いに跳ね上がることが予想できますね。
それこそMac並?
この頃にはGalaxy Z Fold4/Flip4はかなり価格を下げているでしょうから、様々な面で「折りたたみiPhoneの出遅れ」に対する危惧を感じざるを得ません。
本当に折りたたみスマホが本流になるのか?
現状では、Appleは層は考えていない…ということなのだと思わせますが、もし成果的な女性が一気に折りたたみスマホに走るようであれば、iPhoneの地位が危うくなることだって十分に考えられるわけで…。
5年後の未来、のぞきに行きたいくらいです。