Galaxyの機能がうらやましいときも…
先進の技術を最速で取り入れるGalaxy。
間違いがないところまで練り上げてから搭載するiPhone。
こと「最新技術」ということに関しては、このように表現してもいいでしょう。
スマホ黎明期においては、iPhoneと言えば最新技術の宝庫でした。しかし、そのiPhoneで取り入れられた技術を他のAndroidメーカーが取り入れ、次第にはiPhoneを超えていきました。
その最先端を行っているのが、SamsungのGalaxyですね。スクリーン下Touch IDや折りたたみスマホ等、iPhoneでは未だ実現していない技術を搭載した端末を数年前から実用化し、販売しています。
まあ、その分技術的には未熟な点も多く、スクリーン下Touch IDの精度問題、折りたたみ式スマホの耐久性問題等、いろいろとやらかしていることも事実です。
さすがに、単独機種としてはダントツで世界一の販売台数を誇るiPhoneで、「実験的な取組」を行うわけには行かないでしょう。私も、せっかく手にしたiPhoneに不具合があったのでは当然看過するわけには行きません。
このあたりは、Appleとしても難しい判断を迫られているのでしょうね。
そして…。
この度、Galaxyには搭載されていて、iPhoneには未搭載の技術に関する記事を見つけました。いや〜、喉から手が出るくらい欲しいものもあります!
Appleデバイスの連携がなかったら…
記事によると、
Tom’s Guideが、Samsung Galaxyシリーズが搭載済みで、iPhone13シリーズ(iPhone12sもしくはiPhone12Sとの噂もあり)に導入されるのを期待したい機能を5つ紹介している
ということです。
その5つとは、
①リフレッシュレート120Hz
②常時表示ディスプレイ
③ディスプレイ下指紋認証
④倍率の高い光学ズーム
⑤急速充電のワット数向上
ということ。
この中で、iPhone13シリーズで搭載されるであろうと予想されているのは、「①」「②」「⑤」ですね。遅ればせながら…というところでしょうか。
Appleとすれば、ディスプレイに関しては完全にSamsungにおんぶに抱っこという状況(今後は脱Samsungを図るために、LGやBOEの比重を高めるということですが…)。今後も、ディスプレイの品質やリフレッシュレートに関しては、業界を最先端でリードする…ということは難しいのかもしれません。
また、記事内で興味深かったのが、「②」の常時表示ディスプレイに関して。
この技術、特許はAppleがもっているということです。まあ、Apple Watchでいち早く常時表示ディスプレイに対応したのはAppleだったわけですが、それにしてもスマホで搭載が早かったのはSamsung、というのは何とも皮肉な現実です。
Galaxyの常時表示ディスプレイONにした際のバッテリーもちはどうなっているのでしょうかね?
iPhoneがこれまで採用しなかった最も大きな要因は、このバッテリーもちだと考えます。Apple Watch Series5がひどかったので…(Series4との違いがエグかった)。
更に…。
最もうらやましいのは、当然「スクリーン下Touch ID」ということになります。
恐らくiPhoneに搭載されるのは、来年のiPhone14になりそうですので、「使い勝手」という面では完全にSamsungにやられてしまっている印象です。
使い勝手…という点においては、Galaxy NoteのSペンで画面に書き込めるという技術も非常にうらやましい。iPhoneでもMaxに搭載してもらいたいものです。
もし、iPhone−iPad−Macという、Appleデバイス間の連携という要素がなかったなら、Galaxyに移行しようと考えてもおかしく無いというのが本音。
Appleの囲い込み戦略という面で、Appleデバイス間連携という面での「使い勝手」は他のAndroid・PCメーカーには決して真似のできない分野ですが、一つ一つの端末の魅力も、もっと向上させてもらいたいと強く願います。