画期的なAppleの戦術! Apple Watchのモジュール化
Apple Watchの「Series4」から「Series5」へのアップデートで,性能的にほぼ何の進化もなかったこと等,その停滞ぶりに関する不満を何回か書かせていただきました。
最近,よくApple Watchか関する情報が出てくるのですが,どれもが「認証システム」「センサー」関連であり,根本的にApple Watchの在り方を変えるようなアイデアを見つけることはできず…。
「Apple Watchでできること!」
という一大テーマについては,Appleからの提案がなかなか見い出せないような状況が続いてきました。
しかし…。
ついに登場しました。Apple Watchの存在意義を問うかのよう素晴らしいアイデアです。
将来のApple Watchは,モジュール式になって使用目的に応じたカスタマイズができる?
好みの機能を特化させた,「自分だけのWatch」
記事によると,
Apple Watchに搭載する機能を,組み合わせるモジュールで選択できるようにするもの。これにより,ユーザーが希望する機能をモジュールの組み合わせで実現することが可能になる
ということです。
特許画像を見ると,Watch本体が上下で分割できるようになっており,上部が基本ボディーとなり,下部に様々な機能に特化したモジュールを好みで選択することで,自分好みにカスタマイズできるようになっているようです。
いや〜,いいですね。このアイデア。
諸手を挙げて賛成です。
なぜかというと,最近のApple Watchは多機能で,ある程度の機能がまんべんなく揃っている反面,それぞれにおいて使用できる機能はたいしたことが無く,どっちつかずになっている印象が非常に強かったということ。
あれだけ多機能であれば,
「〇〇の機能なんていらない…」
と考えることはごく自然なことです。
また,それと同時に,
「△△の機能については,iPhone並みにできるようになってもらいたい」
「iPhoneとの紐付けがなくても▢▢が動いて欲しい」
など,自分の使い方に応じてより柔軟に,より高度なことができるように動作してもらいたいと願うユーザーも多いことでしょう。
これ,今回のモジュール式が実現したら,即解決ですね。
Appleが想定している「各モジュール」は以下のようなもののようです。
それぞれにおいてグレードアップする機能については,紹介記事をご覧になっていただきたいのですが,今ひとつ「何ができるのか」という具体的な姿がぼやけている感じがします。
まあ,特許申請段階ですので,「何ができるか」についてはこれからなのでしょう。
個人的には,各種通知機能やリマインダー等への入力機能の面で,もっとストレス無く機能するモジュールが欲しいかな…。
皆さんは,Apple Watchのどの機能が向上することを期待しますか?