2024年、「Apple Watch X」で待望のTouch IDが実現する?
先日、Apple Watch誕生10周年として、2024年に「Apple Watch X」が登場するのでは?…という記事をご紹介しました。
2023年のApple Watchは、これまで滞っていたチップの刷新は予定されているものの、外観の変更は無いものと予想されており、その分2024年に期待がかかります。
iPhoneが「iPhone X」でノッチを採用し、大きな核心の時を迎えたように、Apple Watch Xが登場するのであれば、それなりの技術的・デザイン的な変化があることでしょう。
そんな中…。
これまで散々噂に上っていた「Touch ID」がついに搭載されるのでは?…という記事が来ています。
鍵は特許の「カラーサンプリングセンサー」?
記事によると、
Appleが、Apple Watchの画面下にカラーサンプリングセンサーを搭載しTouch IDに対応、同じセンサーを使ってユーザーが身につけている衣服の色にあわせて文字盤やバンドの色を自動で変化させる機能に関する特許を取得したことが確認された
ということです。
以下のような画像も添付されているのですが、今ひとつピンときませんね。
「色感知センサー」的なものが筐体のどこに埋め込まれ、どのようにして着ている衣服の色を感知するのか?
当然Apple Watchは手首に直接巻き付けるわけで、衣服の上に装着するものではありません。「点灯したディスプレイを利用して反射光を読み取る」という簡単な文章を読み取る力は私にはありませんが、
「これ、本当に実現できるのか?」
と素直に思ってしまいます。
また、それに応じてバンドの色が変化する…ということで、そうなると特殊なバンドが必要となるでしょうね。果たしてそのようなニッチな技術を要求するユーザーがどれだけ存在するのでしょうか?
加えて…。
この技術が「Touch ID」にも転用できる…としているのですが、ということは当然「画面内指紋認証」をすることになるでしょう。
これまでは、本体横にTouch IDセンサーを装備…という予想もあったわけですが、そこを一気に飛び越えて「画面内」となるのでしょうか?
当然Appleとはれば、Apple Watchに関してもできるだけ「物理スイッチを減らしていく方向」でしょうから、もしこれが実現できるのであれば最高なのですが…。
ただ、現状のAppleデバイスの進化具合を考えると、上記の技術が2024年のApple Watchに全て搭載されるとは到底思えません。
個人的には、
「Touch IDスイッチ採用でもいいので、とりあえずTouch IDをWatchに取り込んでもらいたい…」
と願うばかりです。