デジタルクラウンが消える?
「Apple Watchから物理ボタンが消える…」
とい情報は数年前から出ていました。
以前の情報では,現在のSeries5あたりで,サイドボタンが「Taptic Engine」の触覚フィードバックを利用したものに変更になり,物理ボタンではなくなる…ということも伝えられていました。
また,このサイドボタンにTouch IDが搭載されて認証システムがアップデートされるという情報もありましたので,現行Series5がいかに「進化しないモデル」だったのかが分かります。
加えて,昨年末には,Watchへの「Touch ID内蔵ディスプレー」導入の話題もありましたね。
いずれも,iPhoneが辿ってきた「物理ボタン廃止」の動きをWatchも辿ることを予感させる情報でした。
そして…。
今度は「デジタルクラウン」の処遇に関する特許が申請されたようです。
デジタルクラウンが消滅してセンサーが埋め込まれる?
各種センサーが埋め込まれる?
記事によると,
Appleが米特許商標庁(USPTO)に「ユーザー入力用光学センサーを持つ腕時計(Watch with Optical Sensor for User Input)」として,Apple Watch側面のDigital Crownをセンサーで置き換える技術の特許を申請した
特許申請書には,光検出器,気温,光学,気圧,湿度,磁力,ジャイロスコープ,加速度など複数のセンサーを組み合わせ,生体センサーとして活用する技術が記されている
とのことです。
突起がなくなることでデザイン面ですっきりするとともに,搭載されるセンサーがパワーアップすることで,「Apple Watchでできること」が大幅に増加しそうな予感です。
また,「物理ボタンがなくなる」ということは,防水性,防塵性等の耐性の向上に貢献することは明白。現状でも申し分のない堅牢性を誇るApple Watchですが,よりハードな使い方をしても大丈夫という安心感が向上するととに,これまで行えなかったハードなスポーツでの利用が可能になるかもしれません。
操作方法,認証方法がどのように変化する?
ここで気になるのは,iPhone7からiPhoneXにモデルチェンジした際に起こった「Touch ID→Face ID」のような革新的な変化が起こりうるか…ということです。
サイドボタンのTouch ID,Touch ID内蔵ディスプレーという,認証方式の変化。
これまでデジタルクラウンで行っていた操作の移行。
これらの機能面と外観上のブラッシュアップが効率よく絡み合う進化を遂げてほしいものです。