以前から噂のApple純正オープンイヤー型ヘッドホンが…
かなり以前から,Apple純正のオープンイヤー型ヘッドホンのことは噂になっていました。
以前の情報だと,昨年末あたりの発売が噂されていましたが,昨年末の主役は「AirPods Pro」となりました。
しかし,その後もApple製ヘッドホンの情報はくすぶり続けており,「2020年末」という発売予想も出ていたように記憶しています。
そんなApple純正のオープンイヤー型ヘッドホン。
この度唐突に,米国の量販店レベルでその存在が話題になっているようです。
その名も「AirPods (X Generation)」!
量販店のPOSシステムに登録?
記事によると,
Appleのオーバーイヤー型ヘッドフォンかもしれないデバイスが、米国の量販店であるTargetのPOSシステムに登録されていることが分かった
とのこと。
名称は「Apple AirPods(X Generation)」
価格は「399ドル(約44,000円)」
と記載されていたようです。
Multiple Target employees have started reaching out to me about this 🤔
— Jon Prosser (@jon_prosser) February 22, 2020
Showing up in their systems and on UPC scanners is this mysterious “Apple AirPods (X Generation)” listing, priced at $399. 👀
Potentially Apple’s over-ear “StudioPods” headphones. Launch soon (March)? pic.twitter.com/NVcqH8As47
それにしてもどうでしょうか?
確かに開発の噂は途切れることなく流れていたわけですが,商品の詳細が全くリークされていないものがいきなり発売になることはあり得るのでしょうか?
個人的には,今回は「なし」だと考えますが,それにしても今年度内の発売には期待できますね。
さらに名称ですが,上記の画像に「Studio Pods」というロゴが見えます。これ,そのまま正式名称として採用してもいいほどクールなネーミングではないでしょうか?
問題は音質と機能と価格設定
価格は「399ドル」と,AirPodsProよりも150ドルお高く,非常に現実的なところです。
機能的には,当然ノイズキャンセリング機能は載せてくるでしょう。
しかし,正直「音質」に関しては期待していません。
AirPodsProのあの解像感のないのっぺりした音が今後のAppleのデフォルトだとすると,恐らく今回のヘッドホンにしても,BOSEヘッドホンのような解像感のない音になるのではないでしょうか。
これがもっと価格帯が上であれば,音質の期待もしてしまいますが,「399ドル」のApple純正ヘッドホンでは,解像感のある音は望むべくもないかと…。
個人的には,「MOMENTUM Wireless3」の,ノイキャンを搭載していながらも解像感があり,リスニング傾向に振ったチューニングが心地いい音に満足しています。恐らく音質に関してはかなりの差が付いてしまうのでは…?
この機種が5万円以下で購入できるわけですので,Appleのヘッドホンに何かよっぽどの「飛び道具」がない限り,「スルー」となりそうです。
やはりヘッドホンには音質を期待したい…。
いずれにせよ,その点に関するAppleの解答が,今年度中に出ることを楽しみに待ちたいと思います。