AppleWatch Series6 のバッテリー?
本ブログでは以前から唱えているのですが,最近のApple Watchには驚き,目新しさが足りません。
確かにヘルスケアに関する機能は徐々に増えてはいます。しかし,世のApple Watchユーザーの中で,こんなにヘルスケアに特化することを望んでいる方々はどのくらいの割合で存在するものでしょうか?
ましてや日本では利用できない機能もありますし…。
私なんかは,もっと実生活の中で「使える」機能が増えてもらいたいと願っています。iPhoneとの連携ももっと深めてもらいたいですし,Watch単体でできることも増やしていただきたい!
さて,Series5に買い換え,もうすぐ1年になるわけですが,この機種が「失敗作」であるという当初の認識は変わらないままです。
CPUの実質的なパワーアップは無し…。そして常時表示ディスプレイ機能を搭載したものの,それと引き換えに異様なほどのバッテリーもちの悪さを露呈することになりました。ただでさえバッテリーのもちに弱点を抱えるウエラブル製品において,この面において前機種よりも大幅に劣化するということは看過できる問題ではありません。
実質的な機能向上は,Series5のものというよりも「Watch OS」の功績が大きく,
「これだったらSeries4のままでよかった…」
と頭を抱えたものです。
というわけで,今秋登場するであろう「Series6」に関しては,まずもってバッテリーもちの向上を図ってもらわなければなりません。バッテリーが心配で,安心してエクササイズ用途で使えないなんて,意味が分かりませんので…。
そんな中,Series6のものと思われるバッテリーが,韓国の認証機関を通過したという記事が来ています。
容量は僅かなアップ…
記事によると,
次期「Apple Watch」のものとみられるバッテリーが韓国の認証機関を通過したことが分かった
バッテリーのモデル番号は「A2327」で,容量は303.8mAhとなっており,次期「Apple Watch」のものとみられているが,次期「AirPods」のものである可能性もある
とのことです。
「AirPodsの可能性」にも言及されていますが,以下のSeries5の分解画像を見ると,同様の形状のバッテリーが採用されていますので,Watch用で間違いないのではと考えます。
そして問題のバッテリー容量…。
今回のものが「303.8mAh」ということです。
歴代のバッテリー容量が,
・Series 5:296mAh
・Series 4:291mAh
・Series 3:279mAh
となっていますので,容量アップは果たしているものの,何かを劇的に変えるほどのものではないことは明らかです。
Series5のバッテリーもちに関する状態を変えるには,常時表示ディスプレイやCPUの使用効率を大幅に上げていかなくてはならないでしょう。
しかし…。
ここまで出てきている情報の中には,それに関連する内容は皆無ですので,個人的には現状と差して変わらない状態が続くのでは…という悲観的な見方をしております。
Apple Watchの有用性をじっくりと考える時期
Apple Watchは本当に必要なのか…をよくよく考えてみる時期に来ているのかもしれません。
確かにiPhoneと連携した通知機能は便利ですし,もうすでに離れられないものになっている感はあります。しかし,最近は使い勝手におけるブレークスルーが殆ど無い状態ですので,Apple Watchを使うこと自体がマンネリ化している気もします。
時期Watch OSでは,盤面のカスタマイズ機能が付くようです。この機能は我々が待ちに待ったものですので,アプリやコンプリケーションの配置を工夫することで,より便利に使えるようになれば,またWatchに対する印象が変わってくるかもしれません。
Series6を購入することは決定しています。
しかし,その内容によっては,「毎年買い換える」というルーティンを変えることになるかもしれません。