「Apple One」と従来サービスの「年払い契約」の関係のヒントが…
9月のAppleイベントにおいて,これまでの各種サービスをパッケージにし,割安な利用料で提供する「Apple One」のアナウンスが行われました。
「Apple Music」はすでに欠かせないサービスになっていますが,「Apple Arcade」は全く使わず,iCloud50GBに関してはauのAppleCare+にサービスが付帯しているという私の使用状況においては,まずもって「料金はどちらが安いの?」というのが最大のポンイントになります。
これまでAppleは,従来のサービスを利用している場合における「Apple One」の料金に関して,明確な情報を提供していないように思います。これ,非常に不誠実に思えてなりません。
そんな折…。
「AppleTV+」の無料体験期間延期情報の記事の中に,Apple Oneに乗り換えた場合の料金の取り扱いに関する部分がありました。
本当にこのようになったら,安心して乗り換えを考えることができるのですが…。
従来の年払い金が「返金」される?
まずもって上記の記事では,
Appleは,iPhoneやMacなどの購入者を対象としたApple TV+の無料体験期間を最大3カ月間延長し,2021年2月まで無料化すると報じられている
2019年11月1日から2020年1月31日までにApple TV+に申し込んだユーザーは、2021年2月末までが無料期間となる
と記されています。
また,それと同時に,以下のような記述が…。
年払いでApple TV+を契約しているユーザーには,月額料金と同額がApple IDの残高に入金されます。
つまり,無料体験期間が延びた「3ヶ月分」を年払いですでに支払っているユーザーに関しては,その分を「返金する」ということです。
私がこれまで疑問に感じていたのは,
「Apple Musicを年払いしている私のようなユーザーが,Apple One契約をした場合,すでに納めている金額の扱いはどのようになるのか…」
ということでした。
もし今回の「AppleTV+」の「返金」という考え方が,全てのサービスにおいても適応されるのであれば,「Apple One」との契約をして料金を支払えば,すでに支払っている年払い分の料金が返金されるということになり,安心して「Apple One」に乗り換えることができますね。
どちらがお得?
「支払い」の件が解決されたとなると,後は「Apple One」の方が得か,単独契約が得か…という問題に絞られます。
前述したように,普段の私が利用しているのは「Apple Music」と「AppleTV+」。「iCloud」は使用していますが支払いは別形態となります。
「なるべくお安く…」ということで,Apple Musicは年額「9,800円」の年払い契約。もし「AppleTV+」も年払い契約するとなると,「6,000円」。
つまり,実質の負担は合計「15,800円」となります。
これが「Apple One」では,「月額1,100円」の12回払いで,年額「13,200円」となりますね。
はい,結論。
私は「Apple One」の契約をします!
願わくば…。
これまでのAppleのサービスでは,「年払い」にすると2ヶ月分の料金がディスカウントされることが殆どですので,「Apple One」でも同様に割り引いてくれたら最高です。
「1,100円×10」ということで,年払い金が「11,000円」…。
どうでしょうか,Appleさん。
ここまでやってくれたら,使わないサービスが付いていても契約しよう…という方が増えると思うのですが…。