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Jabra「Elite 85t」レビュー⑤〜使い分け編:「MOMENTUM Wireless3」の絶対的優位は変わらない!〜

「Elite85t」をどう使う?

 Jabra「Elite 85t」のレビューをしております。
 前回は「音質評価」をお届けし,「とんがった部分がない」という「Elite85t」の特質が,逆に武器になり得る…という印象をお届けしました。  

 正直,この2020年は,「これぞ!」というイヤホン,ヘッドホンに出会えなかったという印象が非常に強かったことは否めません。

 2018年暮れには,ゼンハイザーから「MOMENTUM True Wireless」が登場し,一気にワイヤレス器の音質評価が向上しましたし,翌2019年にはこれもゼンハイザーから「MOMENTUM Wireless3」が登場し,恐らくは音質面においてはそれ以降,この機種を超えるワイヤレスノイキャンヘッドホン・イヤホンは登場していないと,個人的に考えています。

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 しかし,2020年も押し詰まってから,今年唯一「残したい」と思える「Elite85t」に出会えました。
 今回は,レビューの最終回として,個人的な今後のイヤホン・ヘッドホンの使い分けについて考えてみようと思います。

 

「MOMENTUM Wireless」最優先は変わらない!

 まずもって,基本方針としては,
「MOMENTUM Wireless3を最優先とする」
という考え方は変わりません。

 もはや音質のレベルが違いすぎます。
 やはり,イヤホンとヘッドホンの差として,この部分は認めざるを得ないです。

 詳細は,本ブログの過去記事をご覧いただきたいのですが,リスニング傾向で艶のある音を好むのであれば,とにかくこの機種を買い,最低でも数十時間エージングしておけば,間違いないと思います。
 これ,有線の10万円レベルのヘッドホンと比較しても,全体的な音作りで考えると十分戦える音だと私は考えます。まあ,個々で好みの音が違いますが,それほど「MOMENTUM Wireless」の音には破綻がない…ということはお伝えしておきます。

 ですから,多少かさばっても,許されるのであれば「MOMENTUM Wireless」を持ち出すのが,最優先事項。
 外でこれだけの音質に浸れるなんて,本当に感動レベルです。

 しかし,いつもいつもそのようなケースばかりではありません。
 小さいバッグしか持たない場合…,ビジネスの合間に…等,様々な制約がかかるのが我々の生活です。

 というわけで,とりあえず私の場合は,以下のように考えてみました。

〇大きな制約がかからない場合
 →「MOMENTUM Wireless」一択!

〇電車,車での移動等の大きなノイズが懸念される場合(特に動画視聴時)
 →「AirPods Pro」

〇その他の外出時
 →「Elite85t」

〇自宅内での動画視聴時
 →「AirPods(第2世代)」

〇ワークアウト時
 →「AirPods(初代)」

 私の耳では,「Elite85t」のノイキャン効果が低く,AirPods Proのそれとは大きな違いがあります。どうしてもノイズを切りたい場合には,音質は我慢して「AirPods Pro」ということになります。
 特に動画視聴時には,台詞の聴き取りという意味で,この部分が非常に重要となります。

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 逆に室内の場合,「AirPods」の,こもることなく明瞭で,聴き疲れのしない音が非常に好ましく感じます。耐ノイズ性ということでは落第ですが,自宅内の動画視聴であれば,最優先でこれを選びます。

 ワークアウト時は,初代AirPodsを…。
 安全性を考えてもノイキャンは必要ありませんし,汗のことを考えても初代であれば気を遣わずに使用できます。

 

ようやく「MOMENTUM True Wireless」を卒業できる?

 これまでは,イヤホンの音質を考えた時に,「MOMENTUM True Wireless」の存在がどうしても気になっていました。やはり音質はいいですから…。

 しかし,低音量ではなかなかその良さが感じられず,音量を上げると聴き疲れする音でもありました。高音がややシャリつく傾向がありますし…。

 しかし,今回「Elite85t」が登場したことで,音質面でもそれほど見劣りはしませんし,弱いですがノイキャン効果も感じます。
 また,「Elite85t」の特徴として,低音量で聴いても音が痩せないというよさも持ち合わせており,非常に好都合なわけです。

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 「MOMENTUM Wireless」の購入後,少なくなっていた「MOMENTUM True Wireless」の使用機会ですが,今後はその機会も「Elite85t」に譲っていくことになりそうです。

 それにしても…。
 来年,2021年こそは,「MOMENTUM Wireless」を越えるような高音質ヘッドホンや,これまでのイヤホンの印象を変えるイヤホンが登場してもらいたいと強く願います。

 AirPods Maxの記事でも書きましたが,価格は上がってもいいです。
 その分,心が震えるような音を提供していただきたい!

 好みで言えば,やはり期待はゼンハイザー…ということになるのかな?

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