自動車の運転がつきまとう秋田だからこそ…
北国以外に住んでいらっしゃる方からすれば,
「秋田の冬なんて,普通にブーツを履いてればいいんじゃない?」
と思われるかもしれません。
しかし…。
ここに意外な盲点があります。
当然,「歩き」だけを考えれば,高さのあるデザートブーツなどを選んでおけば無難なわけです。
ところが,秋田のような田舎になると,移動手段の中心は「自家用車」となります。都会のように,「ちょっと歩けば電車が…」という環境とはまるで違うわけです。この点だけ見ると,都会の方の方がよっぽど健康的な暮らしをしているとさえいえます。
問題なのは,高さのあるブーツだと「運転に支障が出る」ということ。
まずもって足首が固定されるとペダルを踏む動作が怪しくなります。少なくても私は100%の自信をもって運転することはできません。
更に,特にマニュアルの車にこだわっている私からすると,靴のつま先部分がペダルとぶつかって傷ついてしまうのもなんとも残念な部分です。クラッチを踏む左足は,右足よりも動きが大きくなることから,傷つきやすくなりますし…。
と,悩んでいたときに,偶然入ったスポーツ店で,「KEEN」のスニーカーを見つけました。スニーカーとは言っても,「防水加工」が入った降雪時にも対応できるようなタイプです。
デザイン,色合いも好みだったため,悩んだ末に購入したのが
「JASPER II WP」。
色は「BLUE DEPTHS/SAFARI」。
いやいや,これが正に「あたり」でした!
万全の「防寒」「防水」と,タイトな履き心地がGood!
この「JASPER II WP」ですが,従来の「JASPER 」シリーズに,今年度から加わった「ウォータープルーフ(WP)」モデルとのこと。
このWPタイプということが,秋田の冬には欠かせません。
表面は,しっかりとした厚みのあるスエード。この素材に「WP加工」が施されており,秋田の冬道でも安心です。先ほども書きましたが,移動が自家用車中心ですので,雪深い中を長く歩く…というシチュエーションが思いの他少ないのが秋田の暮らし。このタイプのデザインで困ることはまずありません。
歩きが多くなる場合には別のデザートブーツを選択しますので。
また,トゥ先端部からソールにかけては「ヘリンボーンパターン」を採用した「KEENオールテレインラバーアウトソール」。
ゴムが非常に厚く,つま先の先端部まで回り込んでくれているため,耐久性に優れるとともに,運転時のスエードへの傷付きを防いでくれます。これが非常うれしい!
ゴムの厚さがソール部の適度な硬さを生み出し,ペダル操作の信頼性も増したように感じます。
内部を覗くと,「KEEN.DRY」という靴専用の「防水透湿素材」でできています。防水機能と透湿素材を持ち合わせている…というと「Gore-Tex」を思い浮かべますが,Amazonのレビュー記事を見ると「KEEN.DRY」もなかなかの性能のようです。
詳しい情報はKEENのWEBサイトに譲りますが,これらの性能が,私の普段の生活に非常にマッチしており,その性能と相まって,驚くべき掘り出し物となりました。
履き心地は,通常の運動向けスニーカーと比べるとタイトなつくりです。
また,サイズ感は「0.5㎝」程度小さい印象です。レビューでも同様に「+0.5㎝」をお薦めする意見が多いですので,まず間違いがないかと。
冬用と考えると,雪や水の浸入を抑えるためにもタイトにつくる…という考え方は理に適っています。
しっかりとしたスエードや,厚みのあるソールのゴムなど,堅牢な造りのために,重量感は結構あります。しかし,冬用と考えるとそれも当然。
実際に積雪がある状態で使用しても,その「防寒」「防水」の性能は期待以上のものでした。
今だったらセール中!
現在はセール中となっているようです。
値引き具合や,色によるセール状況を考えると,Amazonでの購入がお得のようです。私は11月に実店舗でプロパー価格購入でしたが,「出会い」と考えれば即買いで良かったと思っています。
欠品になる前に購入するには,今がチャンスなのでは?
さて,その「チャンス」を早速自分自身が活かしてしまいまして…。
「GLIESER MOC WP」を先日購入しました。
こちらについては次回のレビューで!