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「CX-60」のある生活【9】〜スタッドレス装着時の足回り問題、静粛性、雪道安全性〜 

スタッドレス装着時の足回りは?

 CX-60を購入しましてレビューを継続しております。



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 今回は初の乗り心地に関する考察です。秋田の冬ということで、スタッドレス装着時の乗り心地…。 

 

 以前にもお伝えしましたが、18インチにサイズダウンした上で、ブリジストン「DM-V3」を装着しております。
 ホイールもMAZDA純正のものに…。ExclusiveSportsのイメージカラーの「黒」で、デザイン的にも満足です。 

 

 さて、20インチの夏タイヤ装着時の乗り心地において様々な意見が寄せられているCX-60ですが、スタッドレスではどうでしょう? 

 

秋田の冬道での印象は?

 私のCX-60の使い方としては、毎日の往復40㎞ほどの通勤と休日のドライブ。

 海沿いの秋田市の冬道ということで、降雪時は圧雪、大雪時のぶさぶさ雪、低温時の片栗粉上の雪、それが溶けてのシャーベット状、溶けた後に凍ったアイスバーン等々、実に様々なコンディションの雪道を運転せざるを得ません。

 内陸部であれば風による影響が少ないため、かえってアイスバーンになる危険性が少ないですので、溶けて凍るを繰り返す秋田県の沿岸部は、こと「滑る」ということに関しては最悪の環境と言えるかもしれません。

 

 ではでは、実際に雪道をCX-60で乗ってみての感想を…。

 

〇乗り心地

 結論から言うと、
「スタッドレスを履いている、ということをさっ引いても乗り心地に不満はない!」
となります。

 本当に20インチを履いたら耐えられないくらい硬くなるのでしょうか?

 溶けて凍ってを繰り返すと道路はボコボコに凹凸ができはじめ(除雪車が入ると綺麗になりますが)、乗り心地としては最悪な状態になるのですか、これまでに乗っていたインプレッサと比べると確実に丸みを感じる衝撃となっており、私はかえってしなやかさを感じました。
 適度に硬さのある足が、衝撃を上手に吸収してくれる感じを受けます。

 まあ、比較する車格が間違っているかもしれませんが、納車当日の段階から不満ゼロでしたよ。
 これだったら、夏タイヤに替える頃にはCX-60のならしも完全に済み、夏タイヤでも問題無いのではないかと感じています。

 それにしても…。
 「18インチ」でも相当に威圧感を感じるタイヤのデカさです。20インチを車庫に移動する際には腰が抜けそうでした。

 

〇静粛性

 これに関しては思ったほどではありません。

 「静か」というレビューもありますが、それほどでも…。
 ロードノイズが結構入ってくる感じですね。まあ、不満ということはありません。
 当然インプレッサよりはかなり静かですし。

 ディーゼルの響きもそれなりですが(ならし中、しかも雪道ということで踏み込んでいませんが)、これは納得しての購入ですし、むしろエンジン音がない車には抵抗がありますので、マイナスにはなりません。

 夏タイヤに替えると静粛性も増すのか?

 あっ、夏タイヤと言えば、私のCX-60に着いてきた夏タイヤは「アレンザ」でした。
 担当さんの話では、
「全くランダムにアレンザとTOYOのタイヤが組み合わされる」
ということで、どうせだったらブリジストンがいいと思っていましたのでよかったです。

 

〇雪道安全性(4WD、ブレーキ、挙動関係)

 「FRベース四駆」ということで、通常時はできるだけFR、滑りやすくなったとき前輪にトルクを配分する…というCX-60のシステム。

 

 この形、以前に乗っていた日産の「ステージア」と全く同じ考え方のようです。そういえばあれも「直列5気筒」という変わったエンジンを搭載した車でした。

 結論から言うと、以前のSUBARUのAWDから乗り換えても問題はまったくなし…というところです。
 以前のステージアでは、「前輪にトルクが移った」というのを感じられるほどの僅かなタイムラグがあったと記憶していますが、CX-60はその切り替わりを察知するのは難しいかもしれません。技術の進歩を感じます。

 

 また、凍結路や氷のボコボコ道、しかも山の坂道も走りましたが、挙動は実に安定しています。滑ってヒヤッとすることは全くありませんでした。

 まあ、こちらが恐る恐る運転しているから…ということがあるかもしれませんが、それにしても破綻は感じません。

 

 これだけの巨体ですし、山道などではちょっとした車体の揺れ、ブレは命取りにもなるわけですが、ドライバーが意図的に操作することなく裏側で進んでいるその押さえ込み方が実に巧妙だと考えざるを得ません。

 明らかにインプレッサよりも安心して乗っていられます。
 MAZDAやりよる…といったところです。

 

もっとドライバーに情報を…

 ただ…。

 あまりに全てをCX-60側が上手にこなしてしまうので、「危険察知」をドライバー側がしづらい…という不安も感じました。

 

 インプレッサであれば、アンチロックや横滑り防止機能等が発動した場合には即座にナビ画面にその結果が表示されました。
 それを見ながら、路面の様子を探っての運転が可能だったわけです

 

 しかし、CX-60ではその表示そのものが見当たりません。私が見落としているだけ?…ということがあるかもしれませんが、インプレッサのようにナビ画面(CX-60だったら液晶メーターやHUDでもいいですね)に積極的に表示させてくれる方が有り難いです。

 

 また、インプレッサのアンチロックブレーキは、ギギギギーとブレーキペダルへの振動と音でそのかかり具合がすぐさま感じ取れる仕様になっていました。8年落ちの車ですので、現在のSUBARU車はこのような仕様ではないかもしれませんが、私はこのタイプの方が安心感をもてます。

 CX-60は、恐らくアンチロックがかかっているであろう場面でも、ペダルへのキックバックがないんですよね。もちろん表示も(私が見付けていないだけ? でも、それならもっと見付けやすい表示にしてもらわないと…)。

 

 「全てを覆い隠してもいいこと」と「敢えて積極的に情報提供した方がいいこと」があると思うのです。

 MAZDAはそのあたりをどのように考えているのかな?

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