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「CX-60」のある生活【44】〜ステアリングの「ギアトラブル」とバック時の緊急停止が発生!〜

CX-60、ステアリングトラブル発生!

 CX-60「XD-HYBRID Exclusive Sports」を購入しましてレビューを継続しております。

 これまでのレビューはこちらからご覧下さい。 

https://www.oyazi.site/archive/category/CX-60

 

 これまでレビューしてきたとおり、基本的には「CX-60」の満足しております。リコールもありましたし、ギクシャクという評価もありますが、乗り心地は個人の好みであり、私はそもそもが硬めのCX-60の考え方に賛成ですし、リコール、リプロ等でミッションのがたつきも相当真っ当なものになりました。

 ただ…。
 今回のトラブルは少々深刻です。何せ、運転に直結する問題ですので…。

 

 そのトラブルに気付いたのは、ステアリングを切る際の違和感でした。
 3週間ほど前から、急にステアリングを切る際に「引っかかり」を感じるようになったのです。「くっ」と抵抗があり、そこから少々力を入れないとその先を切れない感覚…。

 私の場合は、左右どちらに曲がるときに感じました。
 低速時、大きくステアリングを切る際は異状を感じず、40キロ以上のようなある程度の速度になり、車体位置の微調整をしたり、緩やかに車線変更をしたりする際に感じるようになりました。

 

 「急」に違和感を覚えましたので、錯覚ではありません。
 当初は、
「タイヤの空気圧かな?」
とも考えたのですが、そちらは異常なし。

 念のために…と、ディーラーに点検の予約を入れたのですが、その予約待ちの期間中に、以下のような動画を見付けました。
 これ、私だけではないようです!

 

バック時の緊急停止対策用のリプロも…

 この動画では、8月のリプロを受けたことで…という理由付けで紹介されていますが、このリプロは私は受けていません(後述しますが、ステアリングトラブル点検の際にしてもらいました。)。

 ですから、リプロ動向の問題ではなく発生してるものと思われます。
 それも、結構な数のようですね。

 

 原因としては、ステアリングの「ギアボックス」のようで、ボックスの取り替えで対応するようです。
 私の場合も正にこの事例通りで、点検もほどほどに、
「ギアボックスを交換します。」
という答えでした。

 恐らく、動画内にもあるように、相当の事例がMAZDA内でも共有されているのでしないでしょうか?(ディーラー側では必至に否定していましたが…。その割には。交換対応の判断が早すぎます)

 動画内にはその要因も詳細に述べられていますね。
「ステアリングギアボックス内に湿気が溜まることでゴムが膨張し、センサー以上が出る可能性がある」
ということ…。

 いやはや、何ともお粗末な原因です。今時こんなアナログな理由でトラブルを起こすなんて…。クルマの価格帯考えるとあってはならないことです。まあ、価格帯の問題ではないのですが…。

 

 動画では、「11月から順次対応…」とされてますが、私の場合は、
「12月に部品が届きます。もう予約を入れました。」
「その際は、結構大きめの作業となるので、代車対応となります。」
とのこと。

 それまでの安全面は大丈夫なんですよね!

 

 加えて、10月に入り、バック駐車時にセンサーが誤作動して急停車する…ということが2回ありました。この急停車に関しては、以前から噂になっていたのですが、私の個体に出たのはこれが初めてです。
 動画を観ると、このためのリプロが8月にあったようですが、ディーラーからは何の連絡も無し…。ステアリングトラブルの原因探しの中で偶然見かけたということになります。

 こちらの方は点検時にやっていただきました。

 

 前述しましたが、ハンドルのトラブルはヤバいです。
 しかも、それがある程度の時間を経過した後に一気に出現するのが更にヤバイ!

 これ、「時限爆弾」ですよ。

 

 また、リプロの情報を開示しないのも怪しすぎます。リコールで無ければ積極的に情報を提供しない…というヤクザのような商売…。
 販売店側にもメーカーからの連絡が届いていないことが多いようで(本当かどうかは分かりませんが…)、MAZDAというメーカーの姿勢が問われる内容だと考えます。他メーカーはどうなんですかね?

 だとすれば、今回のギアボックスのトラブルはいち早くリコールとして申請し、CX-60ユーザーの安全を担保するべきなのではないでしょうか?

 

 まあ、それとは別に、CX-60というクルマへの愛着は消えませんが…。実際いいクルマだと思います。
 というか、手のかかる子ほどカワイイ…という感覚に陥っている自分が怖いのですが…。

 後日、ギアボックス交換が終わりましたら、再度ご報告させていただきます。

 

☆追伸☆

 この他にも…。

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