新型Mac情報が続々と!
先日は,2021年に登場すると噂されている「MacBook Pro14/16インチ」の情報をお届けしました。
Touch Bar廃止,MagSafe再搭載,Apple Silicon専用…等,驚きの情報が満載でしたね。
そしてこの時期,今年登場するAppleデバイスの追加情報が続々と発信されています。
Mac ProはApple Silicon版とIntel版の2タイプが存在する?
Mac Proは2刀流?
この記事で紹介されているBloombergの情報は,
①新型iMac
②新型Mac Pro
③新型Apple純正ディスプレイ
となっています。
①の新型iMacに関しては,これまで報じられてきたように,従来の「21.5/27インチ」の後継として,ディスプレイサイズの拡大,Apple SiliconとApple純正eGPUの搭載というあたりが焦点。
デスクトップ版としてのApple Siliconや純正eGPUの性能に大きな注目が集まりますね。Intelの息の根を止めるような「M1以上の衝撃」を期待したいところです。
後は,ディスプレイサイズ。Pro Display XDRの32インチを超えてもらいたくはない…という個人的な気持ちはありますが,どうなりますことやら…。
さて,最も興味深いのは新型Mac Proに関する情報です。
これまでも32CoreApple Siliconだの,128Core純正のeGPUだのという性能面での情報や,サイズが従来の1/2になる…という外観の情報が飛び交っていました。
そして,今回の注目ポイントは,
「新型Mac Proには,Apple Silicon版とIntel版の2タイプが存在する」
という情報。
これまでリークされた情報としては,Apple Siliconを搭載し,本体サイズも1/2程度に縮小されたモデルが主なものでしたが,今回は現行の筐体デザインのままの本体で,Intelチップを搭載したIntel版Mac Proが継続販売されるという新しい考え方の登場です。
先日の「14/16インチMacBook Pro」では,「Apple Siliconのみ」の機種構成という情報があり,
「一気に来るなあ〜!」
と,正直驚きました。
しかし,Mac Proでは2刀流。
理由とすれば,サーバーとしての活用も視野に入るMac Proにおいては,他のコンシューマ向けMac以上に従来のx86との関連で利用するユーザーが多く,一気にApple Silicon化することは難しい…という判断を迫られたのでしょう。
また,以前の記事には,
「Mac ProのeGPUは,Apple純正ではなく,これまで通りにAMD製を搭載する」
という情報もありました。
もしかすると,現在のApple純正eGPUでは,Mac Proの上位機種に見合うだけの性能を出せない…という台所事情があるのかもしれません。
または,x86との融合性の問題で,Apple純正のSoC・eGPUでは賄えない技術的な問題があるとか…?
もし「性能面」の理由なのであれば,
「Apple Silicon版Mac Proは,Intel版Mac Proよりも処理性能が低く設定される(特にマルチ・グラフィック性能において)」
ということがあり得るかも…。
そうなれば当然価格もApple Silicon版の方が安くなる?
これは,Mac Proの機種構成やヒエラルキーとも相まって,結構大きな問題となりそうです。
現在のApple Siliconの立ち位置や,今後の動向にも影響を及ぼしますので,動向が気になりますね。
廉価なApple純正ディスプレイが登場?
もうひとつの関心事は,Apple純正ディスプレイの噂です。
今回は,Pro Display XDRよりも廉価な一般向けディスプレイということですね。
恐らくは,サイズはPro Display XDRと同等の「32インチ」で,描写性能の違いで価格差を付けてくるのではないでしょうか?
う〜ん,ますますPro Display XDRの存在意義が薄まってしまうような…。
現在はPro Display XDRに満足している私ですが,新ディスプレイの評判次第では,デュアルディスプレイでの利用も頭をかすめることになるかも…。
でも,32インチの2画面は大きいかなあ…などと,妄想は膨らみます。
やはりAppleの新製品の噂を聞くと,思いが膨らんでしまいますね!