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2021年のミラーレス一眼はフラッグシップの競い合い?〜SONY「α1」発売に対するCanonの策は?〜

SONY「α1」が3月19日に発売予定!

 SONYのミラーレス一眼の中でもフラッグシップに位置付けられる「α1」がついに3月19日に発売になります。実売価格が「約80万円」です!

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 一眼がミラーレスにシフトしだしてからは,それまでCanon・Nikonに取って代わり,SONYが一歩も二歩も先を進んでいる状態が続いているようです。

 一眼レフ時代からの感覚からすると,非常に違和感が強い勢力図ですね。デジタル一眼時代に入っても,CanonとNikonがつばぜり合いで業界を引っ張ってきたという歴史があるだけに,最近のCanonの勢力ダウンと,Nikonの凋落ぶりには残念な気持ちも残ります。

 そんな中…。
 デジカメの「プロ市場」に関する記事の中に,フルサイズデジタル一眼のシェアに関する資料が掲載されていました。
 正に時代を映しているような資料でした…。

 

SONY独走か? Canonが追いつくか?

 記事としてはSONYのプロ向けカメラに関する記事なのですが,その中で紹介されていたグラフがこちら。

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 2017年12月以降の「フルサイズレンズ交換型デジカメ メーカーシェア」に関する資料です。当然「一眼レフ」と「ミラーレス」どの合算値となっているはずですね。

 総じて言えるのが,SONYの躍進ぶりと,Canon・Nikonの下降ぶりです。
 時代の流れを読み,いち早くミラーレス化に踏み切ったSONYと,出遅れたCanon・Nikonとのさがはっきりと結果として示されています。

 私もCanon「EOS R5」を使っておりますが,カメラ自体はものすごい性能をもっていると思いますので,「R6」とともに,SONY追撃の態勢は整いつつあると考えます。
 しかし,SONYはミラーレス全体の機種体制が整っておりますし,一度SONYに流れた顧客を再び呼び戻すことはそれほど簡単なことではないことは明白です。
 やはり「遅すぎる…」という感覚はどうしても感じてしまいますね。

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 一眼本体のラインナップだけではなく,レンズのラインナップがなかなか揃わないのもCanonの弱みです。単焦点や大三元等の高級レンズから発売を開始したことによって,なかなか裾野が広がらなかった…ということもありますし,「R5」「R6」でCanonミラーレス人気に火が付いた時点で,すぐさまボディー,RFレンズともに「在庫切れ」の状態に陥り,未だに回復していないていたらく。
 まあ,コロナの影響はあるとはいえ,それにしてもお粗末すぎます。
 カメラ,レンズが欲しいときに手に入らない…という状態では,せっかくの顧客を逃してしまうことに繋がるでしょう。

 今後,「R5」「R6」に関しては供給が追いついてくることでしょう。しかし,そうなるとまたまたレンズの生産が追いつかない…という悪循環にならないか心配です。
 ここが勝負どころだと思うんですけどね…。

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 さて,SONYが「α1」を発売することで,「Pro向け」のミラーレスもSONYが先陣を切る形になるわけですが,Canonも今年中に「R1」の発売の噂がありますね。これに引き続き,「RP」に換わるフルサイズのミラーレスエントリー機の噂もありますので,Canonのミラーレスラインナップも形になっていくのがこの2021年ということになりそうです。

 今年のメーカーシェア率の動向は,今後のカメラ業界の勢力図を語る上での重要な材料となると考えます。
 もしここでSONYが一気に走るようであれば,恐らくSONYの勢力がますます強くなることでしょう。Canonとしては,どうしてもそれだけは防がなくてはなりません。

 

縮むことは避けられない「デジタル一眼」市場

 しかし,この「デジタル一眼市場」は,今後縮む一方でしょう。

 どう考えても,これまで「APS-C」のデジカメの購買層であった初心者層・ファミリー層は,「スマホのカメラで十分」という判断をしていくはずです。
 それだけスマホカメラの性能向上はものすごい勢いで進んでいます。細かな写りに注目するような層は,全体からするとごく一部でしょうから,それは当然カメラ市場そのものが急速に縮んでいるのも頷けます。

 恐らく,今後のカメラ市場は,両極化するのではないでしょうか?
 好んでデジタル一眼を購入するのはマニア層のみとなり,自然と「フルサイズ」「高級機指向」へと進んでいくはず。「販売台数」という尺度で言えば,ごく少数のマニアをどの企業が引き寄せるかという,ぶんどり合戦になっていくのでは?

 Vログの機能に特化した動画用のコンパクトデジカメ等,ニッチな分野での需要が残る分野もあるでしょうが,それも業界の勢力を押しとどめるほどには作用しないのではないでしょうか?

 以前にも記事にしましたが,このままではNikonが3強から脱落するのでは…ということも囁かれています。 

 だからこそ,Canonとすれば,是か非でもSONYに食らいついていかなくてはならないのです。
 大げさではなく,中期的な視点で見た際の「存亡の危機」は迫っているといえる,現在のカメラ事情なのでは…と考えます。