「HD820」到着!
ヘッドホンで満足のいく音を手に入れるための最終手段として購入を決めた,ゼンハイザーの「HD820」。その経緯は前回お伝えしました。
そして…。
早速e☆イヤホンから届きました。超どでかい箱が…。
際立つ存在感
前回購入した(すでに手放しましたが…)AKG「K872」も同様でしたが,どうしてドイツ製のヘッドホンの外箱って,必要以上の豪華なのでしょうか?
個人的には,「その分値段を抑えてよ!」と思ってしまいます。
まあそれはそれとして…。
大げさな木箱をかけると,現れましたよ「HD820」が!
何だか無造作に鎮座している姿が,外箱の大げさな様子と相まって,違和感ありまくりです。まあ,ゼンハイザーの白と青のパッケージから始まり,このような部分でのセンスは期待できない会社ではあるのですが…。まあ,音質が良ければ全てがふっ飛びますのでよしとしましょう。
外観で最も目を引くのが,ガラスで密封されたハウジングですね。
なんでもこのガラス,ゴリラガラスのようです。密閉型特有の音の歪みを取り除くために敢えてガラスを採用したということで,正に今回の評価の生命線とも言える部分です。
更に,ぶっとい立派なケーブルが2本付属。ちなみに,発売直後はXLR-4バランスケーブルも付属していたようですが,現在は別売りとなっています。
まあ,いずれにせよ私は,付属の「4.4㎜バランスケーブル」をUD-505に接続して使用しますので,問題はありません。
そして,悪名高き(?)イヤーパッド。
巨大なのに垂直に切られたよう形状になっており,頭のラインにフィットしない…というレビューが結構見られます。確かに,サイズが大きいだけに,頭の小さい方はラウンドした顔のラインに合わないこともあるかな…という感じ。
個人的には全く問題ありません。
しかし,「しっかりとフィットしている」という感覚は,DENONのAH-D9200には及びません。顔に当たるパッドのエッジ部分をラウンドさせれば問題なかったのではと思います。
このあたりは将来的なマイナーチェンジ(HD820S?)で対応すればいいかな。
正に「初聴き」で運命が決まった!
さて,次回は「取って出しの音質編」になるわけですが,実はこの初聴きで運命が決まりました。
そう,正に「一聴した瞬間…」という感じです。
さて,果たしてどんな音だったのか…。
乞うご期待!