
「Staccal 2」に見切りを付け「FirstSeed Calendar」に移行!
これまで,iPhone用のカレンダーアプリとして「Staccal 2」を使用してきました。
以前,iPhoneX移行の縦長表示にようやく対応したことに狂喜乱舞し,記事にしたこともあります。
この「Staccal 2」,iPhone標準カレンダーアプリとの連携は当然として,リマインダーアプリとの表示連携に長けており,何よりもその表示様式が非常に見やすいことから,これまで重宝してきました。
しかし…。
iOS14以降にホーム画面へのWidget表示が可能になったにのも関わらず,いくら待っても「Staccal 2」の対応は無し…。
これまでは,標準カレンダーアプリの「当日の予定・月間」の2ブロック表示のWidgetを使っていましたが,当然このWidgetをタップすると表示されるのは標準カレンダーアプリ。違う…,そこで「Staccal 2」を表示して欲しいのです…。
と,ここまで我慢してきましたが,以下の動画を観て決断しました(この動画はiPad用ですが)。
「FirstSeed Calendar」に移行します!

必要な機能全部盛りで,Watchとの連携も見事!
以下に,有料版「FirstSeed Calendar」(730円)の長所をご紹介します。
まずもって,新規導入した「FirstSeed Calendar」の強みは,カレンダー機能,リマインダーとの連携によるtodoの基本機能が全部盛りであるということ。まずもってこの点で「Staccal 2」を置き換える条件は整ったことになります。
しかし「FirstSeed Calendar」は,「Staccal 2」最大の弱点であるWidgetが22種類も用意されているという大盤振舞いです。
↓AppleStoreに紹介されているWidget数は8種類とありますが,現在は「22」です。

そして,イベントの日時設定においては,アナログ時計表示の画面から一発タップで時刻の設定ができます。通常は日時のバーをスワイプしていく必要がありますが,このアナログ時計設定は超楽ちん。

また,ドラッグ&ドロップ方式の日程変更も自由自在ですので,予定の入力・変更が非常に快適になりました。
さらに,「Staccal 2」で気に入っていたカレンダー画面の様式ですが,この「FirstSeed Calendar」も非常にすっきりしており,字体や全体のバランス等も非常に好みです。
また,「Staccal 2」では対応していないダーク表示もOK。ダークモードにすると,文字の色等の要因で非常に見づらくなるアプリが多いのですが,「FirstSeed Calendar」は合格!
特定の日付をタップするとその日の予定やリマインダーの項目が下段に表示され,スワイプすると画面全域に予定が表示される画面に戻るという,「Staccal 2」と同様の機能も付いています。


また,これらの動作が「Staccal 2」以上にサクサクと切り替わるのが本アプリの強みでもあります。iCloudとの連携がまずく,切り替えに引っかかりを感じるカレンダーアプリも多いのですが,本当に「FirstSeed Calendar」ではストレスを感じません。
Apple Watchとの連携もなかなか!
本アプリ,有料版にすると,Apple Watchにも自動でアプリがインストールされます。
このWatch版アプリの最強ポイントは,純正カレンダーアプリでは3日ほどしか表示されないのですが,「FirstSeed Calendar」では,以下のように多くのオプションが用意されています。

私は先1週間分の予定を表示できるように設定しました。
更に,コンプリケーションにも対応しており,こちらも表示設定を選択できるようになっています。

いやいや,かゆいところに手が届きます。
「FirstSeed Calendar」は,「多機能」というよりは,
「本当に欲しい機能を絞り込み,その機能のユーザビリティを深く考えたアプリ」
といえましょう。
自信をもってお薦めします。
「Staccal 2」のほうが優れている点は殆ど無く,機能アップとユーザビリティアップが同居した誠実なアプリだと思います。