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「iPad mini(第6世代) + iPhone13 Pro」でAppleへの不満を一掃しようとする話【6】〜使用アプリ編〜

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さて、どのように使おうか?

 現行iPhoneにおける「Touch ID」「スタイラスペン対応」という大きな不満を解消するために、「iPad mini(第6世代) + iPhone13 Pro」という2台運用に舵を切ろうと動き出しております。 

 前回までの私見では、Wi-FiモデルであってもiPhone13 ProのBLUETOOTHテザリングで十分に活用できそうだということが分かりました。
 後は「Big iPhone」的な絶妙なサイズ感のiPad mini6を活かすために、「どのように使うのか」という部分です。

 この記事を書いている時点でも「これが完璧」といえる状態では全くありませんが、少なくてもいろいろなことが見え始めてきていますので、徒然と書いていきたいと思います。

 

「純正メモ」「Planner」「Good Note5」の得意分野を活かして

 「iPad mini6(+Apple Pencil) + iPhone13 Pro」という組み合わせに期待することは、スケジュール管理、タスク管理、メモというありふれた作業の中に、
「Apple Pencilによる手描き要素をどれだけ無理なく、自然に、簡単に導入できるか」
という点。

 いろいろとアプリを試してみたのですが、自分が求めているのは「非常にシンプル」なんだ…と改めて気付きました。
 例えばスケジュール管理にしても、月間・週間という大まかなスケジュール管理ができればOKで、日々ごとの詳細な部分は私には必要がありません。日割りのページに特化したアプリよりも月間カレンダーに直接手書き入力ができるようなアプリの方が私には向いているようです。

 また、
「Apple純正のアプリって、シンプルで多機能とはいえないものの、Appleデバイスの連携を加味すると実に優秀だ」
ということを再認識しました。もちろん穴もあるのですが…。

 というわけで、試行錯誤の結果、今のところ私は「純正メモ」「Planner」「Good Note5」を併用して使用しています。

①純正メモ

 私がiPad mini6購入に踏み切った最大の理由は、純正メモアプリに新機能として加わった「クイックメモ」です。
 特に、MacやiPadでは、右下隅からスワイプしただけで、いつでもクイックメモが起動します。これ、最強!

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 何か記録しておきたいことが発生したら、iPad mini6を立ち上げてクイックメモを起動。Apple Pencilでささっと記入する…。クイックメモはどんどん書きためて、後でフォルダ分けすることもできますので、遠慮無く気軽に書き進めていけるのが本当にありがたい。
 しかもそれが全てのAppleデバイスから確認することができます。正に「付箋感覚」で使用できる秀逸な機能と言えるでしょう。

②Planner for iPad

 スケジュール管理をするにあたり、最低限の条件はAppleのカレンダーアプリのデータと連携できること。また、その上でカレンダーの月間画面に手描き入力ができること。

 こうなると意外に候補が少なくなってくるのですが、私は「Planner for iPad」を選びました。「Pencil Planner」という高機能アプリもありますが、こちらは日別・週間の管理に特化したアプリのように感じ、ここまでの機能は必要ないかな…と考えました。また、「Planner for iPad」は無料で利用できますし。
 詳しいアプリの説明は、平岡さんにお任せします。

 「Planner for iPad」は、Appleのカレンダーアプリのデータを読み込むと同時に、月間表示でもApple Pencilでの手描き入力に対応しています。「Pencil Planner」では、月間カレンダーの1日単位の枠内にしか記入できませんが、「Planner for iPad」では月間カレンダーを1枚の画面と見なして自由に記入することができる点も嬉しいです。

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 また、付箋やtodoリストなどのリフィルを月間カレンダー内に貼り付けて配置することもできますし、1枚の画面で全体を把握したいという私の目的に合っていると感じました。

③Good Note5

 言わずと知れたノートアプリの雄です。
 しかし、「ノートアプリ」であるが故の弱点も見えてきました。
 当然ノートアプリとして「ページ単位」という考え方が中心であり、例えば書類を取り込んだ画像ファイルを貼り付けようとする際にこの「ページ」という考え方が邪魔する場合があります。
 純正「メモアプリ」にはこのような「ページ」という概念がないため、画像ファイルをどんどんと連続して流し込むことができるのですが、Good Note5で最大表示のまま画面いっぱいに画像を表示するためには「1ページに1枚の貼り付け」のように、ページを意識しながら貼り付けていく必要があります。

 ただし、純正「メモアプリ」では、画像を読み込んり、読み込んだ画像ファイルにApple Pencilで書き込む際には、モードを「描画モード」に切り替える必要があります。
 この「モード切替」は非常に使い勝手が悪いです。モード関係なく、手書き入力に移行することができるようになれば「純正メモ一択」でいけるのですが、画像読み込みにストレスを感じるようでは、この用途ではなかなか使いづらくなってしまいますね。

 このように、書類をどんどん読み込んで、そこにメモを書き添えて管理したい…という場面では、「これぞ最強」といえる唯一無二のアプリは存在しないように思います。

 そこで私としては、とりあえず「Good Note5の1ページに1枚の書類画像を添付する」という方式で管理していくことにきめました。
 一旦画像を読み込んでしまえば、Good Note5上での書き込みは文句ありません。もっと簡単に画像の拡大/縮小などが行えれば更にいいのですが、ここは「ノートアプリ」としての限界が見えてきます。あくまでもノートのように文字等を記入していくことが最重要とされるアプリでしょうから、私の用途にドンピシャ…とは行かないでしょう。

 

純正アプリの飛躍に期待

 さて、ここまでくると、
「純正アプリが飛躍すれば、サードパーティー性のアプリは必要ない!」
とさえ思えてきます。

 例えば、純正カレンダーアプリの月間表示が「手書き入力」に対応すれば、「Planner for iPad」は必要なくなるかも知れません。
 また、純正メモアプリの画像入力/編集の際のモード切替が無くなれば、メモだけではなく画像への書き込み管理もメモアプリだけで良くなりそうです。

 今後は、iPad用の純正アプリにおける「Apple Pencilでの手書き入力」の分野において、更なる飛躍を期待したいと考えます。

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