「スクリーン下Touch ID」の現実味がどんどん薄れていく…
先日,これまでiPhone13シリーズでの搭載が有力視されていた「スクリーン下Touch ID」に関して,何やら暗雲か立ちこめるような記事を紹介しました。
あのミンチー・クオ氏が,
「スクリーン下Touch IDは2022年」
と語ったというのです。
マイナーチェンジモデルとして捉えられているiPhone13ですが,スクリーン下Touch IDが搭載されるだけでも大きな魅力…として考え,iPhone11 Proからの買い換えを予定していた私とすれば,由々しき問題となります。
しかし…。
なんということか,「スクリーン下Touch IDの搭載は2023年モデル」とする記事も出てきています。
2022年はパンチホール,2023年はスクリーン下Touch ID?
記事によると,
ディスプレイ市場調査会社のStone Partnersが,iPhone14シリーズ(仮称:2022年モデル)には5.4インチディスプレイのiPhone14 miniがラインナップされないこと,iPhone14 Proシリーズのフロントカメラはパンチホールデザインで準備が進められていることを伝えた
ということです。
iPhone13がまだ発表されていない段階での情報なわけですが,新たな機能がどの年代の機種に搭載される…という大まかなロードマップは,開発のかなり初期段階で決定していくことでしょうから,iPhone13シリーズの部品生産開始が始まったこの時期に,来年度のiPhoneの情報が出てくることに関しては納得がいきます。
内容に関して見ていくと…。
まずは,「mini」が2022年モデルで廃版に廃版になるだろう…ということはかなり以前から言及されていたことですので,やはり…という感じですね。
先日お伝えしたように,新型iPhoneSEが,「5.4インチ」というディスプレイサイズを継承していくことになるのではないでしょうか?
また,iPhone13でようやく縮小される…という噂のノッチに関しては,いきなりパンチホールに取って代わるということです。
このパンチホールに関しても,以前から噂にはあったわけですが,本当にAppleもそちらの方向に舵を切るのでしょうか?
そして…。
ショッキングなのが,
「スクリーン下Touch IDは2023年モデルで搭載」
とされている部分です。
えっ,iPhone13どころか,iPhone15までお預けですか?
遠すぎるのですが…。
6.1インチ,6.7インチの2モデル展開に
更に,これは最近になって他の記事でも噂になっていましたが,iPhone14では,6.1インチと6.7インチの2サイズ展開になる…としています。
「mini」の失敗で,「ユーザーは大画面を求めている」という判断をしたのかもしれませんが,いやいや,6.7インチのサイズはなかなかに普段使いにおいて制限が出てくる大きさだと思います。
以前に願望が書いたように,「ミニApple Pencilが使用できる」というプレミアムなおまけが付いてくるのであれば考えますが,本当にここまでMaxに力を入れてもいいものか…という疑問はついて回ることになるかと思います。
まあ,Maxが大きすぎる…と考えれば6.1インチを購入すればいいわけですが,モデルバリエーションでは課題を抱えることになるかもしれませんね。