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「MagSafeデュアル充電パッド」が過去の遺物になってしまった話〜iPhone13 Proの「浮き」に加え、Apple Watch Series7急速充電非対応のひどさ〜

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「MagSafeデュアル充電パッド」が1年で過去の遺物に…

 先日、iPhone13 Proに純正カバーを装着してMagSafeデュアル充電パッドを利用すると、カメラレンズが引っかかって、iPhoneの背面が浮いてしまう…という情報をお届けしました。

 純正アクセサリーを装着しているのに正常に利用できない…という「やらかし」を演じていたAppleですが、今回のApple Watch Series7登場に際し、更に裏切り行為を続けていたことが明らかになりました。

 何と…
 MagSafeデュアル充電パッドは、Apple Watch Series7の急速充電に非対応!

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Appleのブランド性を揺るがす事態

 記事によると、

Appleは10月15日、MagSafeデュアル充電パッドの公式サポートページ「How to use MagSafe Duo Charger with your iPhone and Apple Watch」を更新。Apple Watch Series 7の急速充電機能は非対応であると明らかにした

ということです。

How to use MagSafe Duo Charger with your iPhone and Apple Watch - Apple Support

 Apple自らが率先して認めてしまったという話…。

 Apple Watch Series 7の急速充電は、
「Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブルと5W以上の出力が可能なUSB Power Delivery対応USB-C充電器が条件」
となっているわけですが、発売後僅か1年の「純正品」が、最先端の規格に対応しなくなる…という大惨事です。

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 前回にも報じた「カバー装着時の浮き」に関しては、最大限譲れば、
「カバーを外せば正当な形で充電できる」
という言い訳も成立しそうな感じもありますが、今回ばかりはいけません
 規格そのものが、わずか1年でレガシーになってしまったのですから…。

 そもそも「MagSafeデュアル充電パッド」は、他のサードパーティー製に対して非常高価な値付けでした。
 しかし、我々はそれを承知で購入したわけです。

 そこには、「Apple純正品」という「付加価値税」を支払うことで「安心を購入する」という意識があります。
 ここで言う「安心」とは、「高性能」であったり、十分な機能を保障される「安心」であったりしますね。
 後者に関しては当然、この先少なくとも数年は、最先端の企画に基づいたAppleの最先端のサービスを受けられる…という「約束」を買い付けるものだと、私は認識しています。

 それなのに…。
 Apple Watch Series7の売りの1つである「急速充電」の恩恵にあずかれないなんて…。
 いやいや、
「機能的な保障を担保できなかった分を、返金してもらいたい!」
と主張したくなるくらいです。

 今回のことは、Appleのブランド力を揺るがす一大事だと考えます。

 

数年先の製品を考えたプランニングをしているはずでは?

 私が最も解せないのは、
「Appleとしては、製品開発にあたり、少なくても数年先の製品を考えてプランニングを行っているはずでは?」
ということ。

 iPhoneのレンズの大きさにしても、Apple Watchの充電の仕様にしても、
「1年前に予想していなかったこと自体がおかしいでしょ?」
という話です。

 今回の「MagSafeデュアル充電パッド」の「やらかし」は、Appleの製品開発といえども、「思い付き」で行われている面が確実にある…ということを証明してしまいました。

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 今後は、特にMagSafe等の周辺機器においては、
「正当な性能を保障されるのは、せいぜい1年と考えて購入を検討する必要がある」
ということを学びました。

 これでは、「進んで純正品を購入する」ことに二の足を踏んでしまいます。
 今後もこのようなことが続くのか…。
 それとも、今回のことは突発的なミスだったのか…。

 今後も注意深く見つめていく必要がありそうです。

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