完全ワイヤレスノイキャンイヤホン、新時代に突入！
ここ数年、ワイヤセスイヤホンの本流が「完全ワイヤレスノイキャンイヤホン」となり、昨年は実に様々なメーカーから次々と新機種が発表される年になりました。
ただ、「音質」という面においては不満な面も多く、かえって有線と無線の違いを浮き彫りにしてしまった年だった…と感じています。
しかし…。
私が今年購入した「WF-1000XM4」を聴き、明らかに音質の面で「新時代」に突入したな…と感じました。
個人的には、これまで滞っていた「有線＋DAP」のシステムが、今年購入した「DX300Max ＋ IE900」で完成したこともあり、
「有線、無線とも、もはやこれ以上のイヤホン購入は必要ないかも…」
という気分になっておりました。
しかし…。
その「WF-1000XM4」をも超えるワイヤレスノイキャンイヤホンが出てきたようで…。
本当ですか？
ららまろさんはVictor「 HA-FW1000T」をお薦め
この度、常に信頼のおけるイヤホンレビューを届けている「ららまろ」さんが、YouTubeに「高音質ワイヤレスノイキャンイヤホン」のランキング動画をアップしました。
我が「WF-1000XM4」は第３位という結果。
僅差ながら、それを上回ったのは、VictorとTechnicsの２機種でした。
第１位「Victor HA-FW1000T」
第２位「Technics EAH-AZ60」
第３位「SONY WF-1000XM4」
動画を詳しく観てみると、私はそれでも「WF-1000XM4」でいいかな…と考えました。
というのも、「 HA-FW1000T」はボーカルがやや遠いということ。これ、私にとっては致命傷となりかねない部分です。「WF-1000XM4」は丁度いい距離感なんですよね。
ボーカル重視の私にとってボーカルが心地よく聴ける…というのは最重要項目。どんなに音が良くても、ボーカルが遠いと、結局は聴かなくなるという経験をこれまで何回もしてきています。
音質をいじれる「アプリ」がない…というの結構痛いです。
また、２位の「EAH-AZ60」は、低音が強めとのこと。
まあ、これは好みですが、強すぎる低音はボーカルの邪魔をしてしまいます。あまり触手は動かないかな…。
また、ららまろさんが「完全フラット」と称する「WF-1000XM4」ですが、以前のレビューで書いたとおり、フラット傾向なのは確かですが、豊かで表情のある低音が出ていますし、なんといっても音場が広がって、一気にイヤホンとしての格が上がったように感じています。左右にも広く、奥行きがありますし、これまでのワイヤレスイヤホンの枠を壊してしまったと感じるほど。
そんなSONYの「音作り」の工夫もあり、このイヤホンの「フラット」には、つまらなさを感じないのです。
恐らく…。
私自身としては、このまま「WF-1000XM4」でしばらく行きそうな予感がしています。
ゼンハイザーに期待！
「WF-1000XM５」が出るまでこのままでもいい…とさえ考え出している私ですが、必ず購入しようと心に決めているのが、ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」の第３世代モデルです。
センハイザー好きの私としては、他のメーカーが一気に音質を向上させているこの時期に、センハイザーも一気に音質をあげてくるのでは…と考えているわけです。
ここで素直に、「さすが、センハイザー」というモデルを登場させてくれたら、無線も有線もゼンハイザーで統一できるというもの。
期待してます！
