「スクリーン下Touch ID」の評価、割れる！
iPhone13 Proを導入して間もなく２ヶ月が経過しようとしています。
現状の満点としては、それまで使っていたiPhone11 Proよりもバッテリーの減りが早いこと（特にスリープ時）。
また、せっかくの5Gが、私の住んでいる秋田市では殆ど利用できない…という哀しき現実もあります。
更に言えば、分かっていたとはいえ、iPhone11 Proとできることが殆ど変わらない…という現実は、じわじわとくるものがありますね。やはり、「新型だからできる機能」が、カメラ性能以外の部分でも欲しい…と考えてしまいます。
それはさておき…。
未だに残念に思っているのは、iPhone13 Proに「スクリーン下Touch ID」が実装されなかったことです。
本ブログでは以前から、ディスプレイに対面することの多いMacではFace ID、持ち運びの仕様が多くディスプレイと顔が正対しないことが多いiPhone・iPadではTouch IDの方が、その生体認証としてふさわしいのではないか…ということを訴えてきました。
Appleとしては、フラッグシップiPhoneに関しては、今後もFace IDを優先する…という以前の記事もありましたが、実用面を考慮し、是非ともハイブリッド式の生体認証を取り入れてももらいたいところです。
そんな中…。
スクリーン下Touch IDを採用するAndroidユーザーに対して行われた、ユーザーアンケートが公開されました。
その性能を不満に思っているユーザーが多いことが分かりました！
解除時間、安定性の問題は深刻
記事によると、
Android Authorityが、画面下指紋センサーについて、現在スマートフォンに搭載されているものの性能が十分かどうか調査をおこなったところ、票がきれいに割れた
ということです。
こちらがその結果。
・性能が十分だと感じている人 → 31.57％
・前よりも良くはなったが十分ではないという人 → 38.31％
・まだ性能が悪いと感じている人 → 30.11％
という内容ですね。
いや〜、見事に割れています。
ただ、何らかの不満をもっているユーザーが７割近くいるということは、由々しき問題です。スクリーン下Touch ID採用のスマホが登場してから数年になりますが、根本的にこの問題が解決されるには至っていない…ということのようです。
「不満」の内容を見ると…
・ロック解除に時間がかかる
・認証の安定性に欠ける
・側面にあるものに比べて指が届きにくい
・背面にあるほうが自然に指を置ける
となっています。
指の置き場所等に関しては、「慣れ」の部分が大きいでしょう。旧iPhoneのホームボタンに慣れている私からすると、Android方式の「背面Touch ID」は逆にやりづらいと感じていしまいますので…。
それよりも、「解除時間の遅延」「認証の安定性」は、Touch IDの機能そのものに関する問題ですので、事態は深刻ですね。
ここには、今年のPixel6や以前のGalaxyのように、スクリーン保護ガラス等との相性もあるようで、問題がかなり複雑になっている印象がありますね。機能を生かすためにアクセサリーに制限がかかる…ということでは本末転倒のような気もしますし…。
さて、iPhone14はどうなる？
さて…。
iPhoneはどうなるでしょうか？
以前、フラッグシップの「Proモデル」はFace ID一本で、「無印モデル」はFace IDとTouch IDのハイブリッドで…という記事も見かけました。
個人的には、Appleの妙なこだわりはさておき、ユーザビリティを考慮する時期に来ていると思います。
MacBookPro14/16インチでも、2016年に廃止された端子が一斉に復活しました。
Appleだって、柔軟に考えよとすればできるわけです！
是非とも、iPhoneへのTouch ID復活をお願いします。
もし、「無印」にのみTouch IDが採用されたとなれば、カメラ性能には目をつぶって「無印」を選択するという考えもありますね。というか、そのような選択をするユーザーが爆発的に増えるのではないでしょうか？
iPhone14に関しては、ここ最近無いくらいのドキドキした気持ちで、その登場を待ちたいと思います。
