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スクリーン下Touch ID/Face IDの特許が更新〜「Touch ID」は研究レベルでは生き延びているのか?〜

スクリーン下Touch ID/Face IDの特許が更新

 6月も後半に入り、次期iPhoneの部品量産に関する噂も聞こえてくるようになりました。

 毎年、7月に入ると登場まで一気に時が進むような印象を受けています。9月まで、あれよあれよという間に到達することになるでしょう。

 さて、今後のiPhoneの展望として、注目されるのが「ディスプレイと認証システム」の関連です。iPhone14 Proではついに「i型パンチホール」の採用が噂されていますね。
 昨年度までは大いに注目されていた「スクリーン下Touch ID」のトーンはかなり下がり、今後も採用されないのでは…という見方が大方になってしまいました。

 逆に、これまでの方針通り「Face IDの強化」が進むという予想が現在の主流であり、「スクリーン下Face ID」への移行がキーになりそうです。

 以前の予想では、今後「Face IDのスクリーン下への移行」「フロントカメラのスクリーン下への移行」という順序で徐々に「完全な全面ディスプレイ」へと近づいていくものと考えられていました。

 上記の過去記事の情報では、「Proモデル」の全てのカメラがディスプレイ下に移行するのは「2026年」と予想されています。

 そんな中…。
 この度Appleが、消滅したと考えられていたスクリーン下Touch IDの特許を追加した…という情報が入ってきました。

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研究レベルでは生き延びている? 採用はされないでしょうが…

 記事によると、

米国特許商標庁(USPTO)が現地時間2022年6月23日、Appleが出願したiPhoneに画面下埋込み型指紋認証と顔認証を搭載する特許を公開した

ということです。

 なんでも、「2021年7月」に提出した特許の更新版ということです。


 Appleが様々な分野でいくつもの特許を申請し、その全てが採用されるわけではない…ということは当然ですが、それにしても「研究」「試作」のレベルでは「スクリーン下Touch ID」が生き延びているのか?…という点が非常気になりますね。
 個人的には是非とも採用していもらいたいシステムだけに…。

 いずれにせよ、実際に採用されるかどうかは全く別の問題でしょう。
 前述したように、Apple自身はあくまでも「Face ID」を中心にしたセキュリティーシステムに固執しているような印象を受けます。
 そして、このことは、iPhoneX発表の際に述べた、
「セキュリティーの高さにおいては、Face IDが最善」
というAppleの考え方に基づいているわけです。

 これまでは外野が、「スクリーン下Touch ID」の採用を予想してきましたが、Appleの立場には全くズレがないわけで…。
 使い勝手の面ではTouch IDが非常に魅力的なわけですが、今後の「スクリーン下Face ID化」に向けたロードマップの目処が立ちつつある今、もはやTouch IDの出る幕は無いように感じます。

 Appleにはユーザビリティーを考慮して、もっと柔軟に考えてもらいたい部分ではありますが、まあ、無理でしょうね。
 逆に、今後Androidの生体認証はどのように進んでいくんでしょうね?

 そちらにも興味が湧きます。

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